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ヒーローカフェ登場 衣装を着けたマスターがコーヒー

2007年08月24日

 特撮ヒーローが入れてくれるコーヒーはいかが――。兵庫県たつの市龍野町北龍野の喫茶店「カフェアロア」に毎週木曜日、地元を舞台とした自主制作映画の主人公がマスターとして店に立ち、話題を集めている。派手な衣装やマスクは一見場違いに見えるが、気軽に写真撮影に応じることもあり、来店客にも「おもしろい」と好評だ。

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カップにコーヒーを注ぐマスターの「スクランブルヒーロー白夜」=兵庫県たつの市龍野町北龍野のカフェアロアで

 このヒーローは、映画の自主制作グループ代表の八木靖裕さん(31)=太子町鵤=らが生み出した「スクランブルヒーロー白夜(びゃくや)」。八木さんらは05年から白夜の映画制作を始め、これまでに「エピソード1」「エピソード2」が完成。DVDにして、7月からカフェアロアなどで販売している(各500円)。

 作品には、地元へのこだわりがにじむ。姫路に住む青年のもとに正体不明のヒーロー、白夜が転がり込んでくるという設定で、撮影は戦闘シーンも含め手柄山公園、みゆき通り、新舞子浜など播磨の名所や名の通った行楽地で実施。マスクも姫路城にちなんでシラサギが羽を広げた様子をモチーフにしたという。

 「ウルトラマンや仮面ライダーと違って、実際にふれあえる身近なヒーローを目指した」と八木さん。より多くの人に親しんでもらおうと、7月から週に1回だけ、普段は自らマスターをするカフェアロアに白夜を登場させることに。「子どもの夢を壊さないため」として、衣装の下が誰なのかは明かさないが、木曜になると店から八木さんの姿が見えなくなった。

 喫茶店には不釣り合いな特撮ヒーローの出迎えに、一瞬戸惑う来店客もいるが、地元密着の白夜と知ると「がんばって」と声をかけてくれるという。中には作品を見てファンになり、実物と記念撮影するために訪れる若い女性客も。

 姫路市で料理店を経営する奥見武久さん(35)もファンの一人。「メードカフェはあってもヒーローカフェはなかった。地元の人とのつながりを大切にする『白夜』らしい魅力的な試みだ」と話す。カウンターでコーヒーをつくる白夜は「お客さんの反応を見て、人を引きつけるヒーローの力を改めて感じた」と満足げだ。

 問い合わせは、カフェアロア(0791・62・3158)へ。

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