女子高生の会社 目玉商品は黒大豆きなこケーキ2007年09月07日 女子高生が社長や社員を務める会社の販売するケーキが話題になっている。1個200円の商品は、発売1カ月で1000個を完売。勢いに乗った彼女たちは、12月までに売り上げ100万円を目指している。
販売しているのは、県立岡山東商高(岡山市東山3丁目)の3年生女子4人が立ち上げた模擬会社「753(なごみ)」。4人は、同校が03年度から3年生を対象に実施している選択授業「アントレプレナー(起業家)講座」の受講生だ。 授業では、実際の会社登記はしないものの、定款など登記に必要な書類を整えて模擬会社を設立し、商品を企画販売する。これまでの先輩たちは、岡山名産の果物が入ったあめやパイなどを販売。とくに昨年度の会社が作った県産の五穀米を使ったおかきは、今も注文が入る人気商品になっている。 今年度社長の越智由香里さん(18)らは、「岡山らしいものを作りたい」と意見を出し合う中で、県内の作付面積が日本一を誇る黒大豆に注目。きなこが「健康や美容に良い」と人気を集めていたこともあり、黒大豆きなこを使った焼き菓子にチャレンジした。 4人がファンだった瀬戸内市の洋菓子店「フリュティエ」にアイデアを伝えて商品化を依頼。試作を重ねて完成させたケーキは、口に入れるとココアとアーモンドが香ばしく、きなこの風味と黒蜜の甘さが広がる。食べて初めてわかるきなこの存在感をアピールするため「いないいないBar」と命名した。 会社は1株1000円で100株を発行し、岡山市役所や商工会などから出資金を集めた。社名は「なにげないご縁をみなさまと」という意味を込め、インパクトがあり目立つようにと数字にした。 4人は放課後や夏休みにも会議を重ね、商品にラベルをはるなどし、8月上旬に販売を開始。岡山市内のフリュティエ5店舗と、同市表町1丁目の県商工会連合会のアンテナショップ「サンさん岡山」に商品を置いてもらった。 会社をたたむ12月まで全社一丸となって、昨年度の先輩たちが計上した売り上げ80万円、配当金900円を上回ろうと張り切っている。売れ行きは好調で、特に女性に人気が高いという。 営業部長の高橋加奈さん(17)は「スーパーなどにも置いてもらえるように営業に力を入れたい」と話している。 主に4個セットで販売し、10セット以上の注文には割引がある。メール(company7532007@yahoo.co.jp)でも注文を受け付けている。 あなたの口コミ募集中!
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