クジラ料理、楽しもう2007年09月28日 味覚の秋は、室戸路でクジラ料理を楽しんで――。高知県室戸市の室戸調理師会(西村計会長)は、クジラを堪能してもらおうと10月限定で「勇魚(いさな)づくし」を市内のホテルや料飲店17店舗で一斉に販売する。各店の調理師さんが考案したクジラ料理を持ち寄った試食会も開き、準備を進めている。
観光協会と調理師会では、観光振興に役立てようと旬の地元食材を使った「おもてなし」を年3回実施している。「一番先に春がやってくる町」として2月限定の「春つげ御膳」、春本番の4月中旬から5月初旬限定の「海のまったけ御膳」、そして昨年から始めた10月限定の「勇魚づくし」。勇魚とはクジラの古称。勢子舟に乗って鯨を追い込みモリを打つ「鯨漁」は室戸の伝統的漁業で、遠洋捕鯨の基地もあった。今でも大敷き網(定置網)には時折クジラがかかる土地柄だ。 試食会に持ち寄られた料理は11品。クジラの皮の田楽、フライ、タタキ、ステーキ、すき焼きなどまさにクジラづくし。昨年は各店共通メニューだったが、今年は各店がそれぞれの特徴を生かした別メニューで臨むという。同会副会長の多田昌司さんは「一度と言わず、二度、三度と来ていただいて、多種多様なクジラ料理を味わってもらえたら」と話す。 市観光深層水課によると、女性客や家族連れに好評で、今年の「春つげ」は、1165食を提供した。「毎年企画して欲しい」との要望が寄せられており、室戸観光の新しい目玉にと期待が寄せられている。「勇魚づくし」は一膳3000円(税込み)で、予約が必要。各店のメニューは今月末には出来上がり、予約時に好みの店を選べる。また、10月7日にはボンネットバスで巡るツアーも予定されている。予約は市観光協会(0887・22・0574)か市観光深層水課(0887・22・5134)へ。 あなたの口コミ募集中!
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