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バイオ燃料バス、「菜の花エコ」をPR

2007年10月12日

 兵庫県洲本市は、廃食用油で作ったバイオディーゼル燃料(BDF)で走るバス「菜の花巡回バス」の無料運行を始めた。洲本地域と五色地域を結ぶ2ルートを1日2往復するほか、学校や団体の環境学習などを対象に貸し切り運行もする。同市や県が菜の花の栽培や廃食用油のリサイクルに取り組んでいる「あわじ菜の花エコプロジェクト」をPRするのが狙いだ。

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車体に黄色い菜の花が描かれた巡回バス=兵庫県洲本市五色町都志で

 同市が財団法人地域活性化センターの合併市町村地域資源活用事業から1000万円の補助金を受けて実施する。バスは27人乗りの中古で、400万円で購入した。車体には黄色い菜の花が描かれ、菜の花をテーマにした市内の中学生7人の絵も掲示されている。

 運行は同市五色町都志の「ウェルネスパーク五色」を運営する財団法人五色ふるさと振興公社が市から委託された。

 ルートは(1)同パークと同市由良町の宿泊研修施設「エトワール生石」を結ぶルート(月、水、金曜)(2)同パークと同市宇原の市民交流センターを結ぶルート(火、木、土曜)の2本。それぞれ1日2往復。発着点でのみ乗り降り可。貸し切り運行がない日に走る。

 同パークでは10日、運行開始式典があり、市の幹部や住民ら約40人が出席。濱田育孝副市長が「市内を走らせて環境の大切さをPRしたい」とあいさつした。その後、バスの車体に掲示する絵画の募集に応募して採用された中学生7人に賞状や記念品が贈られた。

 旧五色町では02年度から、一般家庭から出た廃食用油を回収して同パークでBDFに精製。公用車の燃料に使ってきた。合併後は全市で回収を始め、昨年度は6239リットルを回収。今年度は9月末で5574リットルを回収し、年間約1万リットルを見込んでいる。だが、まだ市内の使用量の1割未満にとどまっているという。

 バスは補助事業が切れる来年1月末まで運行。その後、同パークの送迎車として利用する。今月末までバスの愛称を募集中。問い合わせは洲本市農政課(0799・33・1924)へ。

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