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大きさ100分の1 明治期の軍艦模型を寄贈

2007年10月21日

 精巧に再現された明治時代の軍艦の模型や各国の軍事関係の資料など約1000点が、松山市の「坂の上の雲ミュージアム」(一番町3丁目)に寄贈された。京都市中京区の警備員小俣昭治さん(61)が40年にわたって自ら手作りした模型や資料として集めたコレクションだ。ミュージアムはこれらを整理した上で、来年にも公開することにしている。

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松原正毅館長(右)らに寄贈した模型の解説をする小俣昭治さん(中央)=松山市役所で

 寄贈されたのは、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」にも登場する旧日本海軍の「春日」の模型(長さ約1メートル)や清国の「鎮遠」(同約0.9メートル)をはじめ、ロシアや英国などの軍艦10隻の模型。このほか、米国や英国の海軍の帽子、各国の軍艦旗、当時の時代背景を知る上で参考になる歴史書や人物伝など計約1050点。

 軍艦の模型はいずれも実際の100分の1の大きさで、今後、米国やドイツなど3隻の模型も寄贈される。

 小俣さんは幼少の頃から軍艦が好きで、中学時代から模型を作り始めた。中でも明治時代は「軍艦が発展を遂げていく過渡期で、各国の戦略などから、軍艦にもそれぞれの国の違いがにじみ出ていて面白い」と話す。

 模型は、各国の博物館から取り寄せた軍艦の設計図のコピーなどを見ながら、細かい部品もアルミや木などを使ってすべて手作りした。1隻を制作するのに、ほぼ3年をかけたという。

 自慢のコレクションだが、保管場所が手狭になり、活用してもらえる博物館などを探していた。今年5月、坂の上の雲ミュージアムの存在を知り、大好きな明治がテーマになっていることから寄贈を決心したという。

 ミュージアムの松原正毅館長は「模型は精巧で縮尺が100分の1に統一されているため、各国の特徴を比較しやすい。各国の歴史を知る上でも貴重な資料になる」と話している。

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