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丸ごとトマトゼリー、人気爆発

2007年11月18日

 岡山県産の真っ赤な桃太郎トマトが1個丸ごと入ったゼリーが人気を呼んでいる。インターネット通販のほか岡山空港の土産物店に並んだが、飛ぶように売れ、取り扱うJA全農おかやまは「年内の販売再開は難しい」というほど。「岡山の新名産誕生」に、関係者らは期待を膨らませている。

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迫力のある姿 

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県産の桃太郎トマトを丸ごと使い、人気を集めているゼリー

 1個240グラム。どっしりした重みのゼリーを開けると、たちどころに甘い香りに包まれた。真っ赤な果肉にスプーンを刺すと種が「ジュッ」とこぼれる。ほろほろのやわらかいゼリーと一緒に口に入れた味わいは、子どもの頃に食べたトマトの砂糖漬けを思い出した。

 「完熟トマトゼリー」「まるごとトマトゼリー」「太陽に恋をして真っ赤になったトマトちゃん」――現在は3社が異なるネーミングで商品を販売している。しかし、製造元はいずれも岡山市芳賀の角南(すなみ)製造所だ。

 「桃太郎トマトは市場では大型が人気。小ぶりのものを有効活用できないか」

 トマト農家から聞いた一言を、果物販売業「さのや」(同市内山下)の井上毅営業部長が同製造所に相談したのがきっかけだった。長年取引する同製造所は、県産の果物にこだわった缶詰製造に定評がある。

 従来品は、すりつぶしたトマトやジュースを使ったものが一般的。だが、同製造所の職人たちは「トマトそのもののおいしさが伝わる、これまでにないゼリーを」と試行錯誤。仕入れたトマトを完熟させて湯むきし、約1カ月間シロップにつけ込んだ。完熟トマトは果肉が崩れやすいため、製造はすべて手作業だ。

 東京の大手スーパーで昨年売り出した。1個500円の大きなゼリーが「当初は売れるのか、と不安だった」と井上さん。心配をよそに、繰り返し購入する客が徐々に増え始め、今年からは岡山空港や広島の百貨店などに販路を拡大。「岡山発で売れる商品」と注目したJA全農おかやまなども販売を始めた。

 今夏にはテレビ番組で紹介されて人気が爆発。2日で7000個以上を完売し、予約も1万個を超えた。ようやく9月下旬に販売再開したが、JA全農おかやまは年内分の在庫が切れたという。

 商品を置く岡山市表町1丁目の県観光物産センターでも一番の人気商品に。購入した東京都江戸川区の会社員女性(31)は「見た目も味もびっくり。食べ応えがありヘルシーなので、朝昼のメーンにすることもあります」と話していた。

 同製造所の井上一郎営業企画部長は「トマトの甘さを引き出すシロップが絶妙な糖度。岡山の新名産として長く愛される商品にしたい」と話している。

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