血流も見える 魚体が透き通ったアマゴ誕生2008年01月03日 淡水魚のアマゴの人工授精で、魚体が透き通りアルビノと呼ばれる稚魚が、兵庫県朝来市田路の県立内水面漁業センターで誕生した。740匹が孵化(ふか)した。黒っぽい通常の稚魚と違って、血の流れが浮き上がったように見える。観賞用の魚として、普及が目指されている。
アルビノアマゴはメラニン色素を持たず、自然界で生まれる確率は数千〜数万匹に1匹といわれる希少個体。孵化しても体が真っ白なために外敵に狙われやすく、成魚まで育つことは難しいとされる。 今回の誕生は、養父市関宮のアマゴの養殖業者から譲ってもらい、展示用として数年前から飼っているアルビノアマゴの雌が卵を持ったことがきっかけだった。10月に5匹の雌から採卵し、雄の精子を使って人工授精した。 アルビノアマゴの人工授精は初めてだったが、今月半ばに、体長2センチ前後の稚魚が大量孵化しているのがわかった。順調に成長すれば、2年後には体長15〜20センチの大きさになるという。 土岐章夫所長は「食用には向かないが、観賞用のほか、釣り堀で魚群を確認するマーカー用として飼ってもらえれば」と話している。 アルビノアマゴの稚魚が泳ぐ水槽は、センターで公開されている。問い合わせは県内水面漁業センター(079・678・1701)へ。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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