恋の「特急列車」 青春21文字メッセージ2008年03月13日 大津市の石山寺駅と坂本駅を結ぶ京阪石山坂本線で、車両を青春や初恋の思い出をつづった言葉で埋め尽くした電車が今年も走り始めた。「石坂青春号」と名付けられ、同市の市民団体「大津の京阪電車を愛する会」が公募した「電車と青春、初恋21文字のメッセージ」の優秀4作品を車体にはり付けたほか、入賞作品20点を車内で中づり展示している。
公募は2回目で、応募総数2621通の中から、歌人の俵万智さんらが審査した。21文字は同線の駅数に合わせ、最優秀の「石坂洋次郎青春賞」は、青春小説を多く残した作家、石坂洋次郎(1900〜86)と、同線の通称「石坂線」をかけている。 審査の結果、石坂洋次郎青春賞は、和歌山県の奥川晃好さん(38)の「あなたと乗った三年間各駅だけど特急だった」が選ばれた。俵さんは「好きな人といると、時間はあっという間。各駅と特急という言葉の使い方が心憎いですね。三年という時間も、特急で過ぎたのでしょう」と評した。 県内からは8点が入選し、大津商高の西山春花さん(16)の「毎日乗るこの緑の電車が、もう一つの学校。」が優秀作となった。俵さんは「様々な人が乗り合わせる車内。そこで学ぶことも多くあるはずです。若い人の、こういう気持ち、うれしいですね。『緑』も効いています」と評している。 「石坂青春号」は今月30日まで運行する。また、同会は今月下旬、入選作品100点を収めた作品集「電車と青春+初恋 21文字のメッセージ」を出版する。新書判、94ページ。630円(税込み)。書店のほか、オンラインショップで販売する。問い合わせはサンライズ出版(0749・22・0627)へ。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
アサヒ・コムSHOPPING一覧企画特集
朝日新聞社から |