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踊って広げるエコバッグ 「袋音頭」でマイバッグ運動

2008年05月12日

 地域でマイバッグ運動に取り組んでいる羽曳野市河原城の主婦塚本美幸さん(64)が、運動をPRする花笠音頭の替え歌「袋音頭」を考案、5日の同市民フェスティバルで歌と踊りを初披露。環境が主要テーマの7月の洞爺湖サミットを前に、音頭を全国に広めたいとCDも自主製作、橋下徹知事にも「一緒に踊って」と熱烈なラブコールを送っている。(白木琢歩)

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「持った袋に福が来た!」。本番を控え塚本さん(右手前)らの練習に熱が入る

 「袋 福 福 地球を守り おいらの(チョイチョイ)おふくろ 家守る 持った袋に福が来た」

 おなじみの民謡のメロディーに乗って聞き慣れない歌詞が流れる。踊る主婦らが頭上に掲げているのは、花笠ならぬ雨傘の幕を再利用したエコバッグ。声の主は、市婦人団体協議会の生活環境部会長としてマイバッグ運動を推進する塚本さん本人だ。

 婦人団体の会員らと最初に実施したのは、市内のスーパー11店舗でのバッグ持参率調査。05年はわずか8.5%だった。「レジ袋はいりません」と書いたポスターを作り、町中のスーパーや公共施設などに張り出した。回覧板でも回してもらった。翌年には12.7%に上がった。

 次代を担う子どもたちに環境の大切さを伝えたい。塚本さんは、正義の味方「エコマン」が登場する紙芝居用の物語を考え、絵の得意な長男がイラストを付けてくれた。06年から幼稚園や保育園で上演している。

 07年6月の調査で持参率は23.4%まで上がった。「目標は50%突破。まだまだこれから」と塚本さん。一気に数字を倍増させるための「切り札」が袋音頭だ。歌詞は家事の合間に思い浮かんだフレーズを書き留め、半年で6番まで作った。知人に三味線の演奏を、合いの手のかけ声は孫たちに頼んでCDに録音した。

 さらに橋下知事に手紙を送った。内容は「おばさんの厚かましさで恐縮の限りです」と前置きしながらも「広くみんなの耳に訴えたい。知事も一緒に一踊りして」。官民一体のマイバッグ運動を進めたい思いからだ。

 5日は午後3時過ぎから同市峰塚公園のステージで、塚本さんと有志約50人が踊りを披露。来場者1500人にエコバッグをプレゼントする。塚本さんは「少し前に大ヒットした『おさかな天国』みたいに、学校の給食の時間やスーパーで流れるようになってくれれば」と夢を膨らませている。

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