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鵜匠の日坂さん、最年少の三次市無形文化財保持者に

2008年05月12日

 広島県三次市の夏の風物詩として知られる観光鵜飼(うか)いの鵜匠(うしょう)、日坂文吾さん(34)=同市畠敷町=が、市の無形文化財保持者に認定され、市生涯学習センターで7日、交付式があった。鵜匠としての認定は9人目、現役では3人目で、34歳での認定は最年少となる。

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鵜匠の日坂文吾さん

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市無形文化財保持者としての認定書を受け取る鵜匠(うしょう)の日坂文吾さん

 日坂さんは1993年から鵜匠の乗る船を操る舵子(かじこ)となり、修業を開始した。2年後には21歳の若き鵜匠としてデビュー。それ以来、技術の向上に努め、鵜飼い振興などに力を入れてきたことが評価された。

 烏帽子(えぼし)に黒い法被、腰みのという鵜匠の正装で式に臨んだ日坂さんは、「信じられない思い。これまでやってきたことが間違ってなかった」と喜びを語った。村井政也市長から「三次の鵜飼いを、中心になって盛り上げて下さい」と激励されると、日坂さんは「リーダーシップを執り、後進の指導にも力を入れ、鵜飼い発展のために尽力していきたい」とあいさつした。

 また日坂さんは、三次の鵜飼いを日本一にする、若い人にもっと鵜飼いを知ってもらうの2点を今後の目標として挙げ、「やるしかない」と強い決意を見せた。(長尾大生)

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