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基地の街 消えるレコードの宝庫

2007年11月02日

 長崎県佐世保市中心部で唯一の大規模レコード販売店「サニーボーイ佐世保店」が、11月下旬で閉店することになった。今から20年前、外人バー街に出店して以来、米兵向けの飲食店に勤める店員やDJたちが通い詰めたが、最近は売り上げが低下し、経営が厳しくなったという。基地の街の「音楽の拠点」の閉店に、常連客からは落胆の声が漏れている。

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名盤が並ぶといわれた「サニーボーイ佐世保店」の店内

 同店は87年、長崎市にあるレコード店の支店として開店。外人バーが軒を連ねる佐世保市湊町の路地の真ん中に店を構え、バーの従業員や米兵たちが時間を忘れてたむろする場となった。

 店長を務める久富優子さんも、かつては常連客の一人だった。毎日のように好みのレコードを求めて店に通いつめ、98年ごろ、前任の店長に誘われて働き始めた。

 人気が高かったのは、ジャズの「名盤」とされるレコードや、市内のダンスホールなどで好まれるヒップホップ。久富さんは「掘り出し物のレコードなどを、骨董(こっとう)品感覚で買っていく人もいた」。だが、インターネットを利用したCDの通信販売や、楽曲のダウンロード販売が普及し始めてから、売り上げが落ち込み始めたという。

 店は今、閉店セールの真っ最中。久富さんは「まだまだ掘り出しものもあるので、ぜひ一度足を運んでほしい」と話している。

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