市の公用車や備品の無料貸し出し 補助金カットの代わり2008年04月07日 公用車や役所の備品を無料で貸し出します――。宮崎県日南市が4月から、こんな住民サービスを始めた。財政難で各種の補助金をカットする代わりに編み出した市民活動への支援策。市有財産の有効活用としては、全国でも珍しい取り組みという。
市内の法人や任意団体、自治会などが主催する交通安全の啓発活動や公共施設の清掃、スポーツ大会など公益性の高い行事で使用することが条件。車両は計6台で、青色回転灯付きの防犯パトカーと軽ワゴン車が各2台、1トントラック、ワゴン車が各1台で、当面は燃料代はとらない。 公用車の貸し出しは、佐賀県伊万里市や茨城県守谷市など4市が実施しているという。備品は机やいす、テント、海外の国旗、式典用の紅白幕や白手袋にリボン、法被など約40品目を貸し出す。 日南市の実質公債費比率は18.7%(06年度決算ベース)と県内9市で最も高く、07年度からは各団体への補助金の見直しに着手した。スポーツ大会開催費など10団体への補助金は全額カット。市観光協会や社会福祉協議会など29団体向けは一部削減し、計6500万円を減らした。 一方で、団体側からは「敬老会で使ういすが用意できないか」「子どもの見回りに防犯パトカーを貸して」などの要望が寄せられた。市協働推進課の安藤丈喜課長は「財政難で金銭的支援が難しいから、住民の自主的な活動を促す手段として考えた」と述べ、「積極的な活用を」と呼びかけている。 問い合わせなどは同課(0987・31・1118)へ。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
アサヒ・コムSHOPPING一覧企画特集
朝日新聞社から |