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大仏に応援歌誕生 「DIVE TO LOVE」

2007年04月05日

 千葉県鎌ケ谷市にある「鎌ケ谷大仏」の応援ソングが誕生した。「DIVE TO LOVE(大仏ラブ)」と名づけられ、18日から同県内限定で発売される。大仏と名乗りながらも全高1.8メートルの「小仏」。知名度は奈良や牛久の大仏には遠く及ばない。そこでラジオ番組への1通の投稿をもとに、DJとリスナーらが知恵を出し合ってラブバラードを仕上げた。

写真鎌ケ谷大仏で記念撮影を楽しむイマヤスさん(写真左)と門脇知子さん=鎌ケ谷市鎌ケ谷1丁目で(bayfm提供)

 「友人に住所を聞かれて『鎌ケ谷大仏』と答えたら『鎌倉大仏?』って言われた。ひどくないですか。大仏様を有名にしてあげて」

 FMラジオ局「bayfm」が平日昼に送る「レディオサプライズ」に昨年10月、鎌ケ谷に住む19歳の女性からこんなメールが寄せられた。

 鎌ケ谷大仏は1776年、地元の豪商が先祖供養のために建立。市南部を通る県道「木下街道」沿いの墓地内に鎮座し、穏やかに往来を見守る。

 DJの門脇知子さんはメールを紹介した翌月に現地に向かい、大仏と対面。その小柄な姿に驚く一方、色あせながらもきれいに管理が行き届いている様子に感動したことを番組内で伝えた。

 「大仏不動産」「きそば大仏庵(あん)」「居酒屋大仏」「大仏コンタクト」……。大仏周辺にはこんな名前の店が並ぶ。「まちが大仏様を尊敬している表れ」。リスナーに応えるべくCD制作を急ぐことに。曲作りは門脇さんの“弟分”で、千葉市などを拠点に活動するロックバンド「スキップカウズ」のボーカルのイマヤスさんに託した。

 ♪大仏さま 何も言わないけれど ボクと一緒に待っていた いつまでも来ない あの娘を待っていた♪

 「鎌ケ谷大仏駅」がある新京成線沿線に住む女性と交際していたというイマヤスさん。自らの経験や番組に寄せられたエピソードなどから着想を得た。主人公は思いを寄せる少女を大仏の前で待つ少年。甘く切ない男心を4分半にまとめた。

 同局は地域密着の情報発信を努める。「1通のメールをきっかけに、これだけまちを盛り上げることができた。これからもリスナーに対して風通しのよいラジオ局であることを心がけたい」

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