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不登校支援の東京シューレ、都内に中学を開校

2007年04月10日

 不登校の子どもたちのための私立中学校「東京シューレ葛飾中学校」が東京都葛飾区新小岩3丁目に開校し、9日、入学式にあたる「はじまりの会」が開かれた。入学・編入した生徒は84人。子どもの負担を軽くするために授業時間数を減らし、生徒たちが生活のルールを決める「自分たちでつくる学校」が動き出した。

写真「はじまりの会」であいさつする新入生=東京シューレ葛飾中学校で

 不登校の子どもの支援に取り組んできたNPO法人「東京シューレ」(本部・北区)が国の構造改革特区制度を利用し、学校法人を設立。校舎は、01年に廃校になった区立松南小学校の施設を区から借り受けた。昨年11月、都から中学校として認可を受けた。

 生徒のうち、葛飾区在住は11人。埼玉、千葉、神奈川、茨城県から計32人が通い、遠い生徒で約2時間かけて通学する。

 年間授業時間は学習指導要領で980時間と定められているが、770時間で認められた。英語、数学、国語は各学年で授業を受け、他教科は3学年混成の「ホーム」と呼ばれる28人学級で勉強する。

 道徳と特別活動の時間を統合した「コミュニケーションタイム」もつくる。子どもたちに自ら学校生活のルールをつくってもらう方針だ。

 「子どもたちがいやすく感じ、安心して通える学校にしたい」と校長の奥地圭子さん。

 埼玉県の中学校から編入した2年生の島津佳菜子さんは「自分でつくる学校なので楽しみ。クラリネットをやっているのでバンドを作りたい」と式であいさつした。

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