7日間で砂漠250キロ走るレース マラソンより簡単?2007年04月12日 7日間で、250キロの砂漠を走破しなければならないと聞いたら、誰もが過酷な環境を想像するだろう。だが、このレースを主催する「レーシング・ザ・プラネット」日本事務局代表で、選手でもある藤崎保江さん(38)=東京都立川市=は、「勝ちにこだわらなければ、フルマラソンよりも簡単」とさらり。日本では味わえない非日常の感覚を求めてやまないレース参加希望者を募集している。
レースはテント暮らしをしながら、7日間で250キロを走破する。支給される水以外はすべて自給自足がルールだ。 年間4回開催される。06年はサハラ砂漠(エジプト)、アタカマ砂漠(チリ)、ゴビ砂漠(中国内モンゴル自治区)、最後が「氷の砂漠」南極大陸が舞台だった。 03年に始まった新しいレースで、国内ではほとんど知られていない。藤崎さんによると毎回100人弱の参加者のうち日本人は6、7人という。 「フルマラソンより簡単」と藤崎さんが話すわけは、ゆっくり歩いても制限時間切れにならないような設定がされているという点だ。 20歳代のころ、ダイエットで始めたジョギングの延長でフルマラソンに参加。3回完走した経験を持つが、時間切れで完走できず終わった人たちを多く見てきた。 藤崎さんは普段、特別な運動は何もしていない。レースには同じような境遇の人たちも参加するが、これまで大けがや死亡事故が起きたことはないという。 歩くたび、青空と砂丘の稜線(りょうせん)が上下するだけの景色が広がる。ところが、これが無限の想像力をかき立ててくれると、藤崎さんはいう。 砂漠で辺りを見回したら誰もおらず、地球を独り占めしたような気持ちになった。渇いた体に水をあおり、指先まで水分が行き渡るような、不思議な感覚も経験した。 藤崎さんがそんな、日本では味わえない感覚に魅せられたきっかけは95年、サバイバルレースの草分け「サハラマラソン」に初挑戦したのが始まりだ。 「1歩ずつ歩けば、必ずゴールに近づく。その気持ちを忘れなければ、過酷な環境でも気持ちにゆとりを持ってのぞめるんです」 今年8月のアタカマ砂漠と、10月のサハラ砂漠のレース参加者を募集中だ。問い合わせは藤崎さん(042・569・0049)へ。 PR情報コミミ口コミ
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