NHK「ちりとてちん」、出演者そろい会見2007年04月26日 10月から放送されるNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の出演者が決まり、大阪放送局(大阪市中央区)でお披露目の記者会見が開かれた。父親役を松重豊さん、母親役を和久井映見さんが務めることになり、ヒロインの貫地谷(かんじや)しほりさんは「すてきな方々に囲まれ、お芝居できる幸せをかみしめています」と抱負を語った。(アサヒ・コム編集部)
「ちりとてちん」は大阪放送局の制作。福井と大阪が舞台で、落語に魅せられ、噺家(はなしか)をめざすヒロインの姿を描く。会見には、ヒロインの貫地谷しほりさんのほか、その家族を演じる俳優が顔をそろえた。 和久井映見さんは、楽天的な母親役。貫地谷さんの印象を尋ねられて「年齢を知って、とてつもない距離を感じた」と笑わせつつ、「お芝居に対して前向きに取り組まれている方だなという印象。『この人にならついていける』と勝手に信頼しています」と話した。頑固な父親役を演じる松重豊さんは「朝ドラは大好き。でも、自分が出るとは思っていなかったので…。これから朝ご飯がのどを通らなくなりそう」。 弟役の橋本淳(あつし)さんは「幼い頃からよく見ていました。この仕事で親孝行できた思い。全力でぶつかりたい」とフレッシュな笑顔をみせた。一方、京本政樹さんは「どちらかというと『夜の仕事人』といった印象が強いので(笑い)、『京本が朝ドラ?』と疑問を持った方も多いのでは。でも、夢だったんです」。ヒロインの叔父役だが、「本当は恋人役か父親役を…」と会場を沸かせた。 これを受けて、貫地谷さんは「すてきな方々とお芝居ができてうれしい。足を引っ張らないように頑張りたい。そして、みなさんから、いろいろなことを吸収していけたら」と抱負を語った。 ほかの出演者では、渡瀬恒彦さんが、かつて「上方落語界の四天王」と称された落語家の役を演じるのが話題となりそうだ。若手実力派として知られる上方落語家の桂吉弥さんも出演する。 会見では、落語とのかかわりを尋ねられた京本さんが「三枝さんや鶴瓶さんと親しくさせてもらっています。実は子どものころ、落語を覚えようとしたことがあって…」と、『寿限無』をなめらかに語りだす一幕も。はやくも和気あいあいのムードがただよう「家族」のお披露目となった。 番組のチーフ・プロデューサー遠藤理史さんは「このドラマでは、次の世代に引き継ぐべきものは何かを描こうと思います。その中核はやはり、親子や家族のあり方。素晴らしい方々に引き受けていてだいて、我々も一層気合が入っています」と述べた。 放送は10月1日から。脚本は「花より男子」(TBS系)や「ギャルサー」(日本テレビ系)などで知られる藤本有紀さんが担当する。
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