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ゲーム「桃鉄」、経営難の銚電をラッピングで応援

2007年04月28日

 銚子電鉄(千葉県銚子市、小川文雄社長)に26日、ゲームの「桃太郎電鉄」のラッピング電車が登場。始発の銚子駅で岡野俊昭市長や安藤勇県観光協会長、小川社長らが出発式を行った。

写真鮮やかな色の電車と記念撮影をする人も=銚子市内で

 経営難乗り切りに努力している銚電に賛同したゲームメーカーのハドソンが、来年12月に「桃鉄」発売20周年となるのを記念、支援を決めた。

 広告費などは支払わず、電車の車両検査代とラッピング代の数百万円をハドソン側が負担。銚電初というラッピング電車は、今後3年間走り続けることになる。

 「桃鉄」は累計出荷本数が1000万本を超えるハドソンの看板ゲーム。鉄道を舞台にプレーヤーが全国を移動しながら駅の物件を買い、資産を増やしながら目的地を目指す。

 4年前には銚電沿線内の10駅をゆっくり走り、一番遅くゴールした人が勝ちという「潮風のんびり銚子電鉄レース」というイベントがゲーム内に登場したこともある。

 ラッピングされたのは47年前に製造され、東京の地下鉄銀座線を走っていた車両。元々の茶と赤の地味な色から、青色の背景に赤や黄の文字、桃太郎や夜叉(やしゃ)姫などのキャラクターが描かれ、鮮やかに生まれ変わった。

 駅では記念写真を撮る乗客もおり、沿線の住民も派手な電車にびっくりした様子。銚電の小川社長は「これで4両のうち3両の検査を終えることができた。子どもたちに人気のゲームなので、親子連れの利用者が増えてくれれば…」と、ゴールデンウイークに期待を寄せていた。

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