「大人の素敵な時間」新丸ビル開業 変わる東京駅2007年04月27日 東京の表玄関・丸の内に、また新しい名所が誕生した。27日に開業した新丸の内ビルディング(新丸ビル)は、三菱地所が丸の内地区で進める一連の再開発の目玉。双子のように並んでそびえる丸の内ビルディング(丸ビル、02年開業)とはやや趣を変え、丸ビルより年齢層の高い客を呼び込むことで地域の活性化をめざしている。(アサヒ・コム編集部)
午前11時に行われたテープカットで、木村惠司・三菱地所社長は「丸の内を、働くだけでなく、新しい感性や文化を発信していく場所にしたい」と述べた。その後、ビルのコンセプト・デザインを手がけた英国の建築家、マイケル・ホプキンスさんや木村社長らがテープにはさみを入れた。 新丸ビルは地上38階建てで、隣の丸ビルよりやや高い198メートル。52年に建てられた旧ビルを建て替えた。総事業費は約900億円にのぼる。 7階から地下1階までの商業ゾーンには153の店舗が入る。テーマは「大人の素敵(すてき)な時間」。建て替え前の歴史を感じさせるアーチをあしらった重厚なインテリアや、広い空間にふんだんに設けたソファやベンチが目につく。パリなど欧州の都市にあるパサージュ(ガラスのアーケードの商店街)を手本にしたという。 3階には丸の内地区では初めて化粧品店や美容サロンを一堂に集めた「マルノウチボーテ」がオープン。7階の「丸の内ハウス」は、八つのレストランやバーから好きな料理や飲み物を手に自由に行き来できるラウンジスタイルが売り物だ。屋外テラスに出て、皇居方面の緑や東京駅の眺めを楽しむこともできる。一部の店は5月連休明けから未明まで営業し、「大人の遊び場」をもくろむ。 この日は午前中からビルを取り巻く長い列ができた。就職活動中という神奈川県の男子大学生は「将来、丸の内で働くこともあるかと思って来た。ファッションや食のショップを見て回りたい」。世田谷区の主婦(47)は「予想していたよりも高級な雰囲気。立地がよいので、地方に住む友達と会うのに便利です」と話した。 開業を記念し、丸ビルと新丸ビル間の特設会場で、歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが「春興鏡獅子」を踊ったほか、4、5月には丸の内地区で「熱狂の日 音楽祭」や「アートアワード東京」といったイベントも開かれる。 東京駅八重洲口では、南北に2棟の高層ツインタワー(地上43階・同42階建て、高さ約200メートル)も建設中で、高層ビル部分は年内完成の予定。「首都の顔」周辺も一気に摩天楼化が進むことになる。 PR情報コミミ口コミ
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