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週刊果物メルマガ、配信中 あるある問題も特集

2007年05月02日

 「果物&健康NEWS」(配信元・農林水産省果樹花き課)は、健康や果物の機能性のトピックを論文などの情報源とあわせて紹介するユニークなメールマガジンだ。茨城県つくば市にある果樹研究所の研究員田中敬一さん(57)が、ほとんどの記事を執筆している。

写真メールマガジンを「いつまでも続けたい」と話す田中さん=つくば市藤本の果樹研究所で

 メルマガは04年2月の創刊以来、年末年始などを除き毎週配信され、4月27日で149号。登録者は同日現在で、8665人いる。

 300字前後の「くだもの健康豆知識」や、イチゴドレッシングのサラダの作り方、家庭で楽しむブルーベリー栽培法(寄稿)をはじめ、文学や歌謡曲など果物にまつわることなら何でも守備範囲。誰もが何か一つは興味が持てる話題を工夫している。

 メーンの特集記事は毎回約1000字。「『毎日くだもの200グラム』の科学的根拠」「果物と野菜の摂取と生活習慣病予防」などを取り上げてきた。国内外の学術論文を情報源に、読者が参照できるよう引用文献を明記しているのが特徴だ。

 「発掘!あるある大事典」(関西テレビ制作)の捏造(ねつぞう)問題もあり、田中さんも1月26日発行の136号や、3月30日発行の145号で、科学的根拠の調べ方を特集した。

 メルマガを書くときのモットーは「専門用語を使わずわかりやすく」「再現性が高いか、人を対象とした実験かを重視して文献を選ぶ」「文献に従い自分の意見は書かない」など。発行日前は、徹夜作業になることも多い。

 朝と夜の食事に果物を欠かさないという田中さんは、「食生活のバランスが大事なのに、果物を食べる必要があるという認識がほとんどない。肥満や糖尿病の原因になると誤解もある。それを変えたい」と話す。

 ホームページ(http://www.kudamononet.com)でバックナンバーを読める。登録サイトにもアクセスできる。

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