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動物の「落とし物、拾い物」増えてます

2007年06月23日

 山梨県内で警察に拾得物として届けられた件数は06年、過去10年間で最も多い9670件だったことが同県警会計課のまとめでわかった。一方、遺失届は過去10年間で3番目に多い1万5070件。最近は動物が「落とし物、拾い物」になる事例が増えつつある。「ハヤブサがいなくなった」「スッポンが道路を歩いていた」という届けもあった。

写真昨年11月に甲府署で保護されたフェレット。無事に飼い主が見つかり、引き取られた(甲府署提供)

 県警会計課によると、昨年最も多かった拾得物は現金(計6481万円)・財布。次いで傘。そして(3)バッグ・カバン(4)鍵(5)帽子と続く。1、2位は過去5年間変わらなかった。遺失物で最も多かったのは現金(計2億1793万円)・財布で、(2)運転免許証(3)カード類(4)携帯電話(5)バッグ・カバンの順だった。

 動物については、06年、273件の拾得届があった。遺失届は469件だった。

 「拾い物」で多かったのは犬。ダントツの248件だった。所有者が名乗りでなければ代わりの飼い主を探すが、いない場合は、県動物愛護指導センターなどに引き取られる。南アルプス署では、「かわいそう」との声が署内で上がり、過去2年間で署員が引き取った犬は5匹ほどいるという。

 変わり種もある。

 南アルプス署では昨年4月、体長30センチほどのフェレットを保護した。地元紙などに告知広告を出したところ、中央市の女性が飼い主だと名乗り出た。「あきらめていた。こんなにやせちゃって」と喜んでいたという。フェレットはほかにも2匹の届け出があった。

 昨年7月には同署の前の道路を横切っていたスッポンが保護された。飼い主は1週間ほど経(た)って見つかったが、それまで署員が毎日、駐車場を「散歩」をさせていたという。

 富士吉田署には昨年12月、「ハヤブサが帰ってこない」という届けがあった。飼い主の男性が、本栖湖での競技大会で放したが、戻ってこなかったという。

 県警は今年12月から、インターネットのウェブサイトで落とし物の品目や特徴を情報として公開する予定だ。返還率が高まると期待されている。

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