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サナダムシ・フタゴムシ…虫Tシャツ隠れた人気

2007年05月10日

 風薫る5月はTシャツシーズンの幕開け。目黒寄生虫館(東京都目黒区下目黒4丁目)にはそんな時期にぴったりの品がある。サナダムシTシャツがそれ。隠れた東京みやげとして人気で、来館者の増員にも一役買っている。

写真「サナダムシ」や「蟲」「フタゴムシ」などのTシャツが並ぶ=目黒区下目黒4丁目の目黒寄生虫館で

 同館は53年、医学博士の故亀谷了(かめがい・さとる)さんが私財を投入して創設した。寄生虫単独では、世界で唯一の博物館とされる。苦手な人は鳥肌が立つ人もいるようだが、寄生虫の標本約300点がずらりと並ぶ光景は圧巻だ。

 93年にリニューアルしてからは名所として紹介されるように。年間の来館者は約5万人。医療やペット、食品関係の学生が多く、修学旅行生にも人気だ。デートスポットとして雑誌に出てからはカップル率も高い。

 十数年前、来館者から「おみやげがあればいいのに」との声が出て、グッズを販売するようになった。Tシャツはかなりの人気で、常に12、13種類のデザインがある。

 売れ筋ナンバーワンは黒地にクリーム色のサナダムシが立体的に浮き上がるTシャツ(2900円)で、デザインは一見平たいパスタのよう。同館の研究室長・荒木潤さんによれば「さわり心地が本物そっくり」なのだそうだ。同じ絵柄のランチバッグ(1900円)もある。サナダムシほどメジャーではないが、チョウのように美しいフタゴムシTシャツもひそかな人気だ。

 最新作は背中に「蟲(むし)」との漢字が斬新な黒いTシャツ(2900円)。昨年からの発売だが、今春、オダギリジョー主演の映画「蟲師(むしし)」が公開され、売れ行きが伸びた。

 「来館者の目を引きつけられるようにデザインは定期的に見直していきたい。そろそろ新作も考えないと」と同館の佐藤まゆみさん。

 ミュージアムショップの横では「寄生虫!と疑われた寄生虫ではない異物」が特別展示されている。同館が依頼を受けた調査のうち「珍結果」を集めた。「しょうゆ漬けの筋子にウジ虫?」と思ったら単なるご飯粒だったというケースもあったという。9月30日まで。

 開館は午前10時〜午後5時。休館日は月曜(月曜祝日のときは火曜)と年末年始。入場無料だが、助成金などを受けていないため来館者には寄付金も呼びかけている。

 問い合わせは同館(03・3716・1264)へ。

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