日比野克彦さんが企画 朝顔が結ぶ全国の輪2007年05月20日 芸術家の日比野克彦さんが新潟県内で始め、茨城県水戸市などで取り組んできた朝顔で建物や庭などを覆う「明後日(あさって)朝顔プロジェクト」の輪が全国に広がっている。
プロジェクトは、03年に新潟県十日町市などであった「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」で山間部の同市莇平(あざみひら)の廃校を朝顔で覆ったことから始まった。05年には、水戸芸術館で開かれた日比野さんの「日比野克彦の一人万博」展の一環で、新潟で育てた苗を水戸芸術館で育成。昨年は新潟生まれ水戸育ちの朝顔の種が福岡市、福岡県太宰府市、岐阜市に運ばれ、全国5カ所で花を咲かせた。 開催地は今年、金沢市や横浜市、那覇市など全国18カ所に。日比野さんは「予想外のうれしい広がり。コンパクトで持ち運びやすい種というツールに支えられている」と笑う。 12日には、水戸芸術館の2階テラスで、日比野さんや水戸青年会議所、水戸農高の生徒らのべ約100人が木のデッキを敷き詰め、並べたプランターに朝顔の苗を植えた。デッキには今回、日比野さんがつくった六角形の枠内に朝顔をかたどった統一マークやつるも描かれた。 日比野さんは「六角形はどんどんつながる形で、朝顔の広がりを象徴した」という。今回の苗植えには、05年の展覧会当時から参加している人も多い。「一度できたコミュニティーは続いていく。人がかかわりながらものを生み出していくのが21世紀の芸術の役割ではないか」 同館主任学芸員の森司さんは「活動は全国展開の第3ステージに入った。新潟から水戸をへて全国へとつながることができた」と話す。花は7月〜9月に楽しむことができるという。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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