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DS、「脳トレ」の次は名作文学を

2007年05月28日

 携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」が本になる――。ソフトメーカー「スパイク」は7月26日、DS用ソフト「一度は読んでおきたい日本文学100選」(3990円)を発売する。DSの国内出荷台数は1500万台を超す。電子書籍としての飛躍的な拡大は、あり得るのか。(アサヒ・コム編集部)

写真DSで「本」感覚で読める
写真「一度は読んでおきたい日本文学100選」ジャケット
写真メニュー画面
写真作品の雰囲気に合った壁紙も選べる

 「脳トレ」ブームで、DSはゲーム機を手にすることのなかった中高年にも普及した。その新たなユーザー層をメーンに、手軽に快適に文学を楽しんでもらおうと企画された。

 夏目漱石「坊っちゃん」「こころ」、森鴎外「舞姫」「山椒大夫」、芥川龍之介「羅生門」「蜘蛛の糸」など、明治・大正・昭和の26作家100作品を収録する。

 「読んでないとは今さら言えない有名作品や、若いころ感動した本が100作、場所をとらずにそろえられ、いつでもどこでも読めます」と、寺澤善徳プロデューサー。

 本のようにDSを縦に持ち、ボタンで次のページに進めるから片手で操作できる。画面が光るのでベッド読書もスタンドいらず。文字を拡大でき、作家の略歴やあらすじも読める。

 「シンプルに本を読ませるソフトは、DSにあるようでなかった。好評なら第2弾、第3弾と出していきたい」と寺澤さん。

 電子書籍を読む機械として、DSは専用端末やパソコンより手軽、携帯電話より画面が大きく読みやすい。コンテンツのダウンロードが可能な無線通信機能も備える。

 日本電子出版協会の三瓶徹事務局長は「配信の仕組みができれば、電子書籍端末として大いに期待できる」と話している。

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