真のナポリピッツァって?2007年06月09日 本場ナポリのピッツァといえば、基本はイタリア国旗の赤・緑・白を表わした「マルゲリータ」。とろけたモッツァレラチーズがトマトソースの上を流れ、生地はぱりっとして、かつふっくらもちもち――。ナポリピッツァのエバンジェリスト(伝道師)を自任する「真のナポリピッツァ協会」に、本格ナポリピッツァの条件を聞いた。(アサヒ・コム編集部)
バンバンバンと生地をたたきつけ、両手で持ち上げてくるくる回すと、見る間に円盤の形ができた。具を載せ、赤々と火が燃える窯へ。450〜500度の高温で、短時間に焼き上げる。 1〜3日、川崎市の複合商業施設「ラ チッタデッラ」で開かれた「イタリア祭」。同協会日本支部がナポリから職人2人を呼び寄せ、ピッツァを実演販売した。 「真のナポリピッツァ協会」は84年創立。伝統的な製法による正真正銘のナポリピッツァを出す店を、世界で約160店舗、日本国内では23店舗認定している。条件は▽生地の材料は小麦粉、酵母、塩、水のみ▽窯の燃料は薪、もしくは木くず―など事細かに定められている。 渡辺陽一副支部長によると、ミラノピッツァやローマピッツァは生地をめん棒で薄く延ばす。一方、手で延ばすナポリピッツァは、中に残る空気のため、見かけはいびつ。「額縁」と呼ばれる縁の部分が、ふっくらと盛り上がり、具が外へ流れ出るのを防ぐ。 良いマルゲリータは、モッツァレラが「泳ぐ」という。「本物のいいチーズはよく溶ける。トマトの水分も足りないとだめです」と渡辺さん。泳ぐのが見られるのは、焼きたてのほんの短い間だけ。熱々のうちにほおばるのが本場の流儀。 日本支部は昨年9月、米国に次ぐ2番目の海外拠点として誕生した。今秋、東京都内で「ピッツァフェスト」を開く予定で、ナポリピッツァや認定店を紹介した出版物も準備しているという。 あなたの口コミ募集中!
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