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箱根復活へ 韓国、台湾ねらいPR攻撃強める

2007年06月12日

 回復の兆し? 昨年1年間に箱根観光をした人が1925万人だったことを11日、神奈川県箱根町が発表した。前年が、ここ25年で最低の1890万人だったため、町は「底を抜け、V字回復が見えた」。10年前の2000万人を目指し、PR攻勢を強める。とりわけ韓国、台湾を狙った呼び込みに力を入れる。

写真箱根観光で人気のある大涌谷の噴煙地。近年は韓国、中国、台湾からの来訪者が目立つ

 町が569ある宿泊施設のホテル、旅館、企業の保養所のほかに、美術館、博物館、公共施設にアンケートした。来訪者の全体像を72年以降まとめている。

 レジャーの多様化で91年の2247万人をピークに下降線をたどっていた。05年は愛知県で博覧会が開催されたことや、台風による土砂崩れで温泉の供給が一時とまったことなどから、大きく観光客は減ったという。

 町によると06年は宿泊客が前年より35万人余り増えた。客室の多い大手ホテル、旅館のリニューアル、新規開業が15軒あった。「一泊数万円の高級志向と1万円程度の低価格に2極分化しながら集客している」という。

 外国人の来訪はほぼ四半世紀ぶりに宿泊者10万人台に急増。統計に出にくい日帰りを含めると、東アジア中心に40万人に達していると分析している。アジア一帯の旅行ブームの波が箱根にもきているとみられる。

 町は2年前から韓国、台湾客誘致に本格的に取り組んでいる。箱根湯本駅前の観光案内所には中国、韓国人スタッフを置いた。町職員や観光関係団体職員が韓国、台湾に出張。観光展でのPRや旅行会社、航空会社を訪問しての働きかけを強めている。

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