小5の口笛も世界一2007年07月09日 4月に米国で催された「世界口笛大会」子どもの部で、大阪府豊中市に住む私立雲雀丘学園小5年、小杉山智早(こすぎやま・ちはや)さん(10)が優勝した。2歳のころから口笛に興味を持ち、独学で練習を重ねてきた。「いつか自分で口笛のための楽曲を作って、CDデビューしたい」と夢をふくらませている。
智早さんは2歳のときに祖父の吹く口笛に「どうしてそんな音が出るの?」と興味を示した。手ほどきを受けるうちに上達していった。 一昨年、大東市で開催された第1回全日本口笛音楽コンクール(日本口笛音楽協会主催)に出場して、今年の世界大会への出場権を獲得した。 今年4月に米国ノースカロライナ州で開かれた世界口笛大会では、シュトラウスの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」などの音楽に合わせ、両手の振りもつけて口笛を披露した。子どもの部に出場した11人の中でクラシック、ポピュラー両部門とも1位になり、総合優勝を果たした。 智早さんは「外国の演奏家と出会えて楽しかった」と振り返る。音楽大学出身の母親・久満(くみ)さん(42)の影響を受けて、ピアノやフルートを習っているほか、最近はウクレレにも熱中。クラシックバレエも習っていて、振り付けも自分で考えたという。将来の夢は「口笛が吹けて踊れる獣医師と作家」だ。 PR情報 |