「出番だ〜」 お化け人形勢う2007年07月29日 夏はお化けの出番――。岡山県倉敷市呼松3丁目、中田人形工芸店では、中田市男さん(81)が職人芸を駆使して作る「ろくろっ首」や「のっぺらぼう」などのお化け人形が勢ぞろい。
父親の代から続く人形師で、各地のお化け屋敷から注文を受けている。お化け・幽霊は木型に障子紙を張り付け、胡粉(ごふん)とニカワを混ぜた接着剤で紙を塗り重ねて作る。最盛期は年100体以上作ったが、今は年に約15体。首が伸びたり、口が開いて舌が出たりするからくりもお手の物。 妖怪・幽霊のモデルは江戸中期の妖怪絵師鳥山石燕(せきえん)の「画図百鬼夜行」などだが、「幽霊にしてすごみの出るのはやはり美人」と今でも時々、デパートに出かけて美人をスケッチする。 「幽霊やお化けの全盛期は30〜40年前。いまは暗闇もなくなったし墓地もきれいになった。牡丹灯籠(ぼたんどうろう)や四谷怪談を知らない人が多いし、お化けにも愛敬が求められている。本物にとっては生きにくい世の中です」 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
朝日新聞社から |