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「時効警察」コンビが新作映画「転々」

2007年08月07日

 カルト的な人気を博した深夜ドラマ「時効警察」のコンビ、オダギリジョー主演、三木聡監督の映画「転々」が完成、キャストらによる舞台あいさつが東京都内であった。公開は11月の予定だ。(アサヒ・コム編集部)

写真完成披露試写会で舞台あいさつをするオダギリジョーさん=東京・新橋で
写真「転々」から 福原(左、三浦友和さん)は麻紀子(右、小泉今日子さん)の家でちゃっかり亭主面。中央が文哉(オダギリジョーさん)、
写真「自分は特殊な監督なんで」と話す三木聡監督=東京・新橋で
写真「最近ヘンな役が多い。本質を見抜かれたかな」と三浦友和さん
写真「アドリブっぽいセリフも、きちっと台本通りです」と小泉今日子さん
写真麻紀子のめい・ふふみ役の吉高由里子さん。「監督にセリフについて相談すると、すごく面白く演じてみせてくれるんです」
写真三木監督(左端)と出演者たち=東京・新橋で

 藤田宜永の同名小説が原作。大学8年の文哉(オダギリ)が、借金取りの男・福原(三浦友和)に連れ回され、吉祥寺からダラダラと東京散歩をする。目的地は霞が関の警視庁。「女房を殺したから自首しに行く」と福原は明かす。

 無気力でうすぼんやりした文哉と、投げやりでマイペースな福原。対照的だが、共にはみ出し者のダメ男。

 「プロットが面白いし、キャラクターが魅力的。小ネタをたくさん交えた映画に出来るな、と思った」と三木。

 アンプを背負ったギターマン、戦艦の絵を描く女画家、「石膏仮面」じいさんら、散歩の先々でヘンな人が現れては、不意打ちを食らわして去っていく。看板や張り紙、テレビに映る番組などにも、脱力系の小ネタが満載だ。

 「監督は、おおらかだけど細かいところに気を抜かない人」と語るのは小泉今日子。

 小泉が演じるのは、福原の知り合いの麻紀子。後半は彼女の家で、ほのぼのとしたホームドラマのような日々が描かれる。幼いころ両親に捨てられた文哉が初めて「家庭」の温かみを知る、ホロリとさせる展開だ。

 「前半と後半、違う二つの映画に出ている気分だった」とオダギリ。小泉は「子供の頃のままごとを思い出した。おしゃまな女の子がお母さんをやるみたいな感じ」。

 三浦は「最後まで何も起こりませんが、ハマる人にはハマる映画だと思います」と語った。

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