おもちゃと一緒に通勤、通学!? ユニークな電車登場2007年08月02日 おもちゃを眺めながら、楽しい通勤・通学のひとときを――。ユニークな電車が、和歌山県内で走り始めた。その名もズバリ「おもちゃ電車」だ。(アサヒ・コム編集部)
「おもちゃ電車」は、和歌山市と同県紀の川市を結ぶ、和歌山電鐵(でんてつ)の貴志川線(和歌山―貴志間の14.3キロ)に登場した。2両編成の電車を、約2500万円かけて改装したもの。7月29日のデビュー直前、報道陣に車両が公開されることになり、カメラを手に出かけた。 同電鐵の本社がある貴志川線・伊太祈曽(いだきそ)駅を降りると、真っ赤に塗られた電車が目に飛び込んできた。車体の側面には「おもちゃ電車」「OMODEN」の文字が、大きく、そして色鮮やかに。眺めているだけで、ワクワクしてくる。 外観だけではない。車内も、これまでの電車のイメージをひっくり返すような、面白さだ。 真っ先に目を引くのは、カプセル入りおもちゃの自動販売機が壁際に据え付けられていること。ぜんぶで10台あり、テレビでおなじみのキャラクター商品などのほか、同電鐵のオリジナルグッズを買うことができる。 ほかにも、あわせて70個以上のおもちゃを展示できるショーウインドーを設けるなど、眺めて、買って、大人も、子どもも、おもちゃの世界を存分に楽しめそうだ。 また、座席にもひと工夫してある。一部の座席には、動物の顔を模した木製の飾りがついていて、幼いこどもは、それにつかまりながら座ることができる。驚きつつ、視線を先へとやると、なんとベビーサークルも…。床などには、木がふんだんに使われていて、子ども部屋に足を踏み入れたような気持ちになる。 同電鐵によると、この企画は、いわゆる「ラッピング電車」のスポンサーを探す中で、地元のインターネットおもちゃ販売会社と出あったのがきっかけ。「外装だけでなく内装も使って何かできないか」とアイデアが膨らみ、「おもちゃ電車」にたどりついたという。 デザインは、九州新幹線「つばめ」などで知られる水戸岡鋭治さんが手がけた。 「世界で一つしかない通勤・通学電車です。多くの方に乗っていただくことで、和歌山の魅力を全国に伝えられたらうれしい」と同電鐵の広報、山木慶子さんは話す。 同電鐵では、地元の特産品であるいちごをデザインした改装車両「いちご電車」を走らせたり、地域で愛されている三毛猫の「たま」を駅長にしたりするなど、これまでも、さまざまな話題を提供してきた。 ◇ 下の「この記事の関連情報」で【動画】をクリックしてください。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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