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京急、沿線を舞台にした推理ゲーム配信

2007年08月11日

 京浜急行電鉄が、自社系列のホテルや沿線を舞台にした推理アドベンチャーゲームを、ゲーム開発会社と共同で開発した。ゲームで遊ぶうちに自然と沿線の名所が頭に入ることを狙った。鉄道会社がゲームを宣伝媒体に使うのは珍しい。(アサヒ・コム編集部)

写真京急蒲田駅のホームに立つ主人公の「いづみ」
写真宣伝用ポスター。いったい、どんな事件が起きるのかは、ゲームをやってのお楽しみだ
写真ゲームの一場面。羽田空港で迎えた相手が「ホテルに行きたい」と言い出した
写真ホテル・グランパシフィック・メリディアンで、大事な人を見失った。どこを探す?
写真移動につかう電車はもちろん京急。沿線の人なら、地元の光景がどのように登場するのかを見つけるのも楽しいかも

 ゲームは、「いづみ事件ファイル2 京急編」。ゲーム開発会社ジー・モードが、携帯電話向けに配信している「いづみ事件ファイル」シリーズの20作目として、同社や京急のサイトで7月23日から配信されている。

 ゲームは探偵アドベンチャーというジャンルで、主人公「いづみ」が訪れた場所で事件に巻き込まれ、集めた情報から犯人を推理する。

 今作では、いづみは休日を楽しむため、品川から三浦半島に向かうべく京急線に乗ろうとしていると、急に電話が入る。「人を迎えに、羽田空港に行ってくれ」。あわてて京急空港線で羽田空港に行くと、今度はお台場にある京急系列のホテル・グランパシフィック・メリディアンに行くことに。羽田からは、京急リムジンバスに乗って……。と、京急沿線や京急系列の施設が次から次に登場する。

 京急はジー・モードに宣伝費を支払って、舞台となる場所を指定、それをもとにジー・モードがストーリーを作り上げた。

 「通勤路線というイメージが強いのですが、沿線に観光名所がいろいろあるということを、ゲームを通じてPRできたらと思って共同開発しました」(京急広報)

 京急といえば、「電車でGO!」「TrainSimulator」などの電車運転ゲームでは必ず登場する定番路線だが、今回は鉄道ファン向けではなく、沿線のPRのために、ゲーム会社と組んだ。

 ゲームに登場する小物や看板などに、さりげなく広告を挟み込む「プロダクト・プレースメント」は、米国などでは一般的だが、国内の鉄道会社がここまで大々的に宣伝として活用した例は珍しい。

 ジー・モード経営企画室は「ほかの鉄道会社からもお話があればぜひ作りたい」としている。

 ゲームは現在のところ、ドコモ用が配信されている。月210円。ソフトバンク用は8月15日、auは秋ごろに配信する予定だ。

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