デ・ニーロ監督が来日会見2007年08月09日 名優ロバート・デ・ニーロが、自ら監督した映画「グッド・シェパード」の宣伝で来日し、記者会見を開いた。公開は10月の予定だ。(アサヒ・コム編集部)
デ・ニーロが映画の宣伝で来日するのは9年ぶり。「グッド・シェパード」は、93年の「ブロンクス物語/愛につつまれた街」に続く2作目の監督作だ。 CIA(米中央情報局)の誕生と、キューバ侵攻に失敗したピッグス湾事件(61年)による危機を、一人の諜報(ちょうほう)部員を通して描く。脚本は「フォレスト・ガンプ/一期一会」のエリック・ロス。非情な任務、仲間の裏切り、妻との不和などを絡めた骨太のヒューマンドラマだ。 「9年ほど前からCIAを題材にした企画に取りかかっていた。この映画より後の時代の話だ。そこへ、ロスの脚本を読む機会があり、面白かった。ロスが『この脚本を君が監督してくれるなら、続編として君の企画の脚本を書いてもいい』と言うので、監督を引き受けたんだ」 感情を表に出さない主人公エドワードをマット・デイモン、形ばかりの夫婦生活にいらだつ妻クローバーをアンジェリーナ・ジョリーが演じる。ウィリアム・ハート、ジョン・タトゥーロらが脇を固め、デ・ニーロもエドワードを情報組織に引き入れるサリバン将軍を演じた。 「キャスティングには力を入れた。役にピッタリと思える俳優が集められないなら、そんな映画は作る価値がないとさえ言える」と力を込めた。 「俳優とはハードな仕事だ。自分をさらけ出し、激しい感情を表現する演技を幾通りもやらなければならないときもある。その点、監督はイスに座って指示するだけだから楽だね。ただ、役者は自分の出番が終わったら休めるが、監督はそうはいかないんだ」
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