北米・マッキンリーに最高齢登頂した鉄人2007年08月23日 北米の最高峰マッキンリー(6194メートル)に、所沢市中新井3丁目、無職熊本道夫さん(76)が6月に登頂し、同峰の最高齢登頂記録を打ち立てた。これで熊本さんは世界7大陸最高峰の5座に登頂。東京マラソンの年代別で優勝するなど陸上競技でも活躍する「鉄人」で、世界最高峰エベレスト(8848メートル)の最高齢登頂記録も狙っている。
マッキンリー登山は6月10日に日本を出国し、4日後に軽飛行機で氷河上に着陸。約50キロの荷物をソリを使ったり担いだりして運んだ。最終キャンプからの頂上アタックは同29日。零下16度と「それほど寒くはなかった」が、霧が濃く、疲労も重なって登頂に12時間かかった。「絶対登ろうと思っていたのでほっとした。今までで一番つらい登山だった」 熊本さんは慶応大学在学中、ボクシング部に所属。就職した東京・銀座の老舗(しにせ)小売店の先輩に誘われて登山を始め、南北アルプスの3000メートル峰にはすべて登った。 定年後に海外の高所登山を開始。アコンカグア(南米)、キリマンジャロ(アフリカ)、コジウスコ(豪州)、エルブルース(欧州)と各大陸最高峰に登頂していた。 約20年前に登山のトレーニングでランニングを始め、95年からフルマラソンにも10回出場した。一昨年の記録3時間23分34秒は、専門誌「ランナーズ」が集計する同年代のランキングで、2位に約30分の差をつけ全国トップ。今年始まった東京マラソンでも75〜79歳の部で優勝した。 次の目標は南極・ビンソンマシフとエベレスト登頂。エベレストは近年、日本人高齢者による登頂ラッシュが続く。今年5月、長野県の男性が71歳2カ月で登頂するなど、最高齢記録は毎年のように日本人により塗り替えられている。 熊本さんがエベレスト登頂を果たせば記録を大幅に更新する。「年齢を考えたら再来年までにはエベレストに登りたい。行くからには必ず登頂する」と意気込んでいる。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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