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鉄道アイドル 東海道線の全駅制覇に挑戦

2007年09月04日

 鉄道オタクのアイドルとしてブレーク中の木村裕子さんが、JR東海道線の全駅を5日間かけて、ひと駅ずつ降りる旅に挑戦中だ。(アサヒ・コム編集部)

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木村裕子さん

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初日、出発前に東京駅の動輪広場前で。自前の制服はすっかり定着した=写真はいずれも本人提供、携帯で送信

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2日午前10時ごろ、静岡県の掛川駅にて撮影。「昔っぽくて立派な駅舎でした」

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お隣の愛野駅。「駅前になぜか団体記念撮影用のいすが……」

 1日朝、東京駅。午前7時24分に発車する普通伊東行きで、木村さんの旅は始まった。普段は特急踊り子号として使われる車両ながら、普通列車として運転される、鉄道オタクには有名な列車だ。しかし、木村さんはすぐ次の新橋駅で下車。改札口を通って、また入り、次の電車に乗って次の品川駅へ――。

 一駅乗っては降りて、そしてまた次の普通列車に乗り次の駅で降りる。そうやって、東海道線の約150ある全駅を降りようという趣向なのだ。「本線」とはいえ、都市から離れると、1時間に1〜2本しか普通電車がない区間もあるから、1日では終わらない。行けるところまで行き、近くのビジネスホテルに泊まって、またそこから西を目指す。

 すべての駅で改札口を降りて、駅舎と自分が一緒に映った写真を撮ることを、自らルールに定めた。

 「駅めぐりって楽しいんです。東海道線の駅舎って、どこも新しいというイメージがあったんですが、降りてみると、結構風情のある駅が多いんですね。たとえば、根府川駅(神奈川県小田原市)。海が見える静かな駅でした」

 木村さんは、以前にも当欄で取り上げた「鉄道アイドル」だ。アイドルでありながら、自宅には鉄道グッズが所狭しと並べられ、今年3月には夜行快速に4連泊もした筋金入りの鉄道オタク。鉄道ブームにも乗り、ここのところテレビ、雑誌などの取材や鉄道関係のイベントなどに引っ張りだこだ。

 全駅下車の旅を始めるきっかけは、ドラマ「特急田中3号」に、「飯田線を全駅下車した女性鉄道オタク」という役で出演したことだった。

 「そんな女性がいるのかわかりませんが、どうせなら自分でやってみようと思って。で、やっぱりまずは東海道線からやるのがいいのかな、と」

 ちなみに、この旅は、メディアの企画でも何でもなく「単なる趣味」だという。

 「青春18きっぷを買ったのですが、今年はおかげさまで仕事が忙しくて全然使えなくて。でも使わないともったいないから、休みをつくって出発しました」

 4日夜には、神戸駅に降り立つ予定だが、旅が終わるのは、翌日の5日だという。東海道線に属しながら、本線とは分かれた枝線になっている通称・美濃赤坂支線(大垣―美濃赤坂間)にも足を運び、美濃赤坂駅を最終ゴール地点にするつもりなのだ。オタクならではのこだわりだ。

 予定では、午前9時25分に到着する。ファンや取材陣も集まることになっている。

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