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アルミ缶2個で、非常食「サバメシ」を作ろう

2007年09月10日

 サバメシといっても、鯖(さば)が入っているわけではない。「サバイバル・メシタキ」、略して、サバメシ。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の研究員、内山庄一郎さんが、本業のかたわら、3年間にわたって工夫を重ねてきた非常食だ。防災イベントや講習会で紹介し、知名度も上がってきている。(アサヒ・コム編集部)

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「国際サバメシ研究会」で作った、金サバと銀サバのシール

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ただいま、サバメシ真っ最中。25分を目安にどんどん燃やす

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炊きたてのサバメシ

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右から、釜缶、コンロ缶(通称・サバ缶1号)、牛乳パックの燃料

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「サバ缶1号」の型紙をアルミ缶に巻いて、カッターで加工する

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サバ缶1号を加工中。左端が内山さん

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体育館で避難宿泊=9月1日、茨城県つくば市の防災科学技術研究所で

 アルミ缶二つを重ね、「コンロ」と「釜」代わりに使う。釜缶に無洗米と水を入れ、アルミホイルでフタをして、火の番をすること25分間。炊きたてご飯をほおばる瞬間、達成感を感じることができる。

 アルミ缶を使った災害時の炊飯について本で読んだのがきっかけで、内山さんはサバメシにのめり込んだ。本を参考に試したが、空気がうまく通らず、失敗に終わった。

 コンロ缶の空気穴が、大きすぎると本体が溶け、小さすぎると火がよく燃えない。誰でも、ある程度おいしく炊ける形にしようと、試作を重ねること100回以上。今もバージョンアップに取り組んでいる。

 燃料には、灰があまり出ない牛乳パックが、お薦めで、短冊状に切って、1本ずつ燃やすといいそうだ。

 サバメシを知っていても、被災後の生活が乗り切れるわけではない。サバメシ体験を通じて、家族で日頃から備えの意識を持ってもらうのが狙いという。

 同研究所では今年、関東大震災が起こった9月1日、災害時の「食」と「住」を24時間体験するイベントを開いた。水2リットルと非常食で過ごし、段ボールと新聞紙を寝具に体育館で宿泊。内山さん指導のもと、サバメシも体験してもらった。

 コンロ用「サバ缶(通称)」の型紙は、「国際サバメシ研究会!」のサイトからダウンロードできる。講習参加者には、「サバメシ技術指導員認定証」(国際S級、A級〜B級)も発行している。

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