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「オタリーマン」快進撃 2巻で50万部

2007年09月18日

 昔は「モーレツ」だったり「無責任」だったりしたサラリーマン。今はオタクなサラリーマン、「オタリーマン」が快進撃中だ。泣けて笑えて50万部。自虐ネタをまぶして実生活を描くマンガ「ぼく、オタリーマン。」の作者よしたにさんに聞いた。(アサヒ・コム編集部)

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ぼく、オタリーマン

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作者よしたにさん。今お気に入りのアニメは「天元突破グレンラガン」とか。「気の弱い少年がだんだん強くなっていく物語がいい」

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苦手な合コンでおしゃべりに入れず、後日こんなことに……(2巻より)

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「ぼくとホリエモン」(第2巻より)

 「29歳、職業SE(システムエンジニア)、独身、彼女ナシ…そしてちょっぴりオタク」のよしたにさん。自身のサイトで発表していた日記マンガが3月に中経出版から刊行され、好評なため9月に第2巻が出た。

 描かれるのは、連日終電、職場の床で仮眠といったSEの過酷な日々。そして、ツ〜ンと刺激的な自虐ネタ。同期の飲み会でぽつんと「大宇宙ひとりぼっち」の気分を味わったり、25歳なのに尿酸値異常の診断が出たり、ズボンの内股がすれて「デブ穴」が開いたり、母親にオレオレ詐欺の電話が来たけど「彼女が妊娠して」というネタだったのでひっかからなかったり。

 「演出、脚色はしますが、基は自分の身にあったことです。これは作っただろ、と疑われることもありますが」

 たとえば?

 「風呂でへそにガムをはりつけたら取れなくなって、という話とか。戯れにやるとエラいことになるので、お気をつけ下さい」

 第1巻はベストセラー入りし、テレビの情報番組にゲスト出演。9月初めに東京・秋葉原で開いたサイン会には200人が集まった。脚光を浴びるオタリーマン。「でも、ぜんぜん現実感がない。普通に会社で仕事をして、日々怒られて、という生活の割合が大きいので」

 テレビを見た役員が部長に、「あいつは何をやってるんだ?」。これで、「もう一つの顔」が社内に広く知られることに。

 マンガで上司や同僚もネタにしているが、気まずくなったりは?

 「余りひどいことは描かず、笑って済ませられる程度にしているので大丈夫です。マンガに出したのなら何かよこせ、おごれ、と言われたりはしますが」

 ただ、一つ心配がある。「『マンガ書く時間があるくらいだから、もっと仕事が増えても大丈夫だよね』とか、『ネタのためにもう少し苦しまないとね』と言われる。身の危険を感じています」

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