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秋葉原の「ザ・コン」、閉店

2007年09月21日

 東京・秋葉原のラオックスの「ザ・コンピュータ館」が20日、閉店した。90年にオープンして以来、「ザ・コン」と呼ばれ親しまれた。秋葉原のランドマーク的存在だったが、郊外型の量販店などが増え、パソコンの価格競争が厳しさを増すなか、17年の歴史に幕を下ろした。(アサヒ・コム編集部)

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20日に閉店したザ・コンピュータ館=東京・秋葉原で

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完全閉店ののぼりが見える

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午後7時すぎに店の入口の扉が閉まり、徐々に人が集まりだした

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午後7時10分すぎ、店のシャッターが下ろされた。シャッターが下りるとき、人々から拍手がおこった

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閉店後、店の入り口近くをカメラに撮る人たち=20日午後7時すぎ、東京・秋葉原で

 20日、閉店予定時間の午後7時になると店の1階入り口付近に人が集まりはじめた。その数はざっと100人近い。一部は店舗前の歩道からはみ出るほど。デジタルカメラやカメラ機能付き携帯電話で、店の看板や建物を撮影する人もいる。

 午後7時10分過ぎ、店員らが入り口付近の商品展示台などを片づけてシャッターを下ろし始めると、周囲から「ありがとう」の声や拍手が起こった。

 同店は、パソコン専門大型店の先がけとして90年4月に開店。地上6階の各フロアには、パソコンや周辺機器、部品、関連書籍などが充実。「何でもそろう」とユーザーらから重宝された。

 95年には、マイクロソフト社のパソコン用基本ソフト、ウィンドウズ95日本語版を深夜午前零時に発売。同店でウィンドウズを買い求める人の列は、当時、ニュースでも採り上げられた。

 90年代はパソコンの普及に伴う需要増で売り上げを伸ばし隆盛を誇ったが、その後は大手家電量販店の価格競争が激しさを増し、厳しい状況が続いていた。同店の土地と建物は、すでに不動産会社のアイ・キャピタルエステート(東京都渋谷区)に60億2100万円で売却されている。

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