現在位置:asahi.com>コミミ口コミ> 記事

コミミ口コミエンタメ

路上ライブ、戻ってきて 商店主らが対策検討

2007年10月05日

 ストリートミュージシャンが集う場所として知られる、千葉県柏市のJR柏駅周辺で路上ライブの風景が最近減った。大音響に対する苦情から定めた演奏制限のルールが影響したと見られる。駅周辺の商店主らでつくる「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」は危機感を募らせ、連続ライブの開催などで盛り上げを図り、さらに、ルールの見直しの検討も始めた。

写真

サンプラザ中野さんらが出演する野外ライブなどを告知するポスターの一部分

 柏駅の周辺は90年代、人気バンドとなった「Something ELse(サムシング・エルス)」(06年解散)が演奏していたことで知られる。その後も、デビューを目指す若者たちが次々と集まってきた。

 だが、大音響を出すバンドが増え、周辺からの苦情が続出。05年、同協議会が中心となり、「発電機・アンプ・ドラムを使用しない」「演奏は夜10時半まで」などを定めた。この「柏ルール」の順守を約束した演奏団体を認定・登録する制度を始めた。

 初年度には186組が登録したが、翌年度からは新規の登録・更新が低調となった。今月1日現在で103組にとどまっている。同協議会のイベントを企画・運営する市民団体「ストリート・ブレイカーズ」(市村日出夫運営委員長)は「アコースティックギター以外の楽器が使えないことへの不満や、ルール化で『もう歓迎されない』と受け取られたことなどが原因」と分析。

 「新たな刺激で、柏の音楽シーンに活気を」と、「音街かしわ2007」と銘打ったイベントを企画した。14日から8日間にわたり、連続ライブや、同市ゆかりのミュージシャンによる野外ライブなどを開催する予定だ。

 15〜20日に柏駅東口の「ダブルデッキ」で開く連続ライブでは、一定音量のアンプを認める実験も予定しており、どの程度、周辺に影響を及ぼすかを調べて、ルール見直しを図るという。

 野外ライブは21日。サンプラザ中野さんや奥華子さんらが出演し、正午から午後4時まで、同市の大堀川防災レクリエーション公園で開かれる。無料。荒天中止。

 問い合わせは、同協議会(04・7166・0099=平日午後1〜同5時)へ。

PR情報

このページのトップに戻る