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コミミ口コミ鉄道

鉄道博物館を一足先に体験、動画で報告

2007年10月05日

 今年10月14日の鉄道の日にオープンを予定している「鉄道博物館」。報道公開に参加して、いち早く体験してみた。動画は【こちら】。(アサヒ・コム編集部)

国鉄時代の特急電車481形式。係員の人形が、列車愛称名のプレートを付け替えているシーンを演じている

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ヒストリーゾーンは、転車台を中心に扇形に名車が並んでいる

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ミニ運転列車の「駅」。ここから電車に乗り込んで、運転する

ミニ運転列車の運転台。線路には信号も。

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SLの運転シミュレーター。音や揺れも再現される

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博物館のオープンに合わせて改称される予定の大成駅。消える駅名の撮影は今のうちだ

 JR大宮駅(さいたま市)から、埼玉新都市交通に乗り換えて1駅、大成駅(オープン後は鉄道博物館駅に改名)で降りるとすぐ、銀色に光る建物が見える。

 館内に入ってすぐ右側が、歴史的な名車が展示されている「ヒストリーゾーン」。展示車両の多くは、交通博物館と同じだが、実物の転車台に載せられるなど、新たな趣向がほどこされたことで、まったく違って見える。実際に蒸気機関車C57が、ゆっくりと回転するシーンも楽しめる。

 国鉄の特急として全国で使われたボンネット型のクハ481形式、戦前のガソリンカー・キハ41000形式などが扇形に並ぶ。その車両が活躍した時代の駅のプラットホームも再現されたり、車両の先頭に列車名を記した「愛称板」を入れ替える作業員の人形が置かれたりと、雰囲気が出ている。

 展示の目玉の一つが「ミニ運転列車」。野外にある1周230メートルの線路を、実際に運転できる。さっそく、高さ1メートル強、長さ3メートル弱の小さな電車に乗り込んだ。運転台には、ワンハンドルのマスコンや速度計が並ぶ。実際に使われている信号保安システムが採用された本格派だ。

 信号が青に変わるのを確認して、出発進行。途中に3駅あり、信号が青ならば通過も自由。停止位置目標もあり、ぴったり狙って停車するのも面白そうだ。記者も挑戦したが、簡単ではなかった。

 カーブの手前では、制限速度の標識を発見。あえて速度オーバーで進入しようとすると、「カーン」と音がして、ブレーキが自動でかかり、みるみるうちに制限速度までスローダウン。保安装置の「ATS―P」が働いたということだ。なるほど、安全の仕組みが学べる仕掛けだ。

 運転を体験できるシミュレーターは、専門の部屋に4台並んでいる。注目は蒸気機関車D51だ。電車よりも多い計器類に操作レバー。石炭をボイラーに入れる動作も必要で、難易度はかなり高い。今回は挑戦せず、運転席に同席しただけだが、音や揺れも再現されている本格的なものだ。

 開館時間は午前10時から午後6時。火曜日が休館。入館料は大人1000円、小中高生500円、幼児200円。

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