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生々しさにドキドキ 「人のセックスを笑うな」

2007年10月14日

 山崎ナオコーラの小説「人のセックスを笑うな」が、永作博美と松山ケンイチの主演で映画化され、東京都内で完成披露試写会が開かれた。(アサヒ・コム編集部)

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舞台あいさつで、14日に誕生日を迎える永作博美(左)に、松山ケンイチ(右)が花束を贈った=東京・新橋で

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「人のセックスを笑うな」から、寒いアトリエでじゃれ合うユリ(左、永作)とみるめ(松山) (C)2008「人のセックスを笑うな」製作委員会

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同じ美術学校で学ぶ仲良し3人。左から、みるめ、堂本(忍成修吾)、えんちゃん(蒼井優)

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あいさつする井口奈己監督。自主制作作品をリメークした04年の「犬猫」以来の新作となる

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子供っぽさを残す少女を好演した蒼井優。永作との「童顔女優」対決も見どころだ

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「僕の役は、恋からは若干カヤの外」と忍成。「犬猫」に続く井口作品出演となる

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全員でポーズ

 「恋する2人の姿を、見ていたいんだけど目をそらしたくなって、でもやっぱり目を離せなくて。映画を見ている間、そんな気分になりました」

 出演者の1人、蒼井優が試写会の舞台あいさつで語った言葉が、この映画の魅力を言い表している。

 19歳の美術学校生みるめ(松山)は、奔放で気まぐれな39歳の講師ユリ(永作)と出会い、たちまち恋に落ちる。

 アトリエの床に寝そべり、キスとおしゃべりを同時にしながらじゃれ合う2人の姿は、かわいらしくも生々しい。蒼井の言葉通り、ドキドキしてくるリアルさだ。

 「役と僕がどんどん近づいて、役と自分が半分半分になった。きょう永作さんに会った時、幸せな気持ちになった。僕の中にまだ、みるめがいる気分」と松山。

 永作は、「撮影で、セリフが終わってもなかなか『カット』と言われないので、言葉のその先の芝居を松山さんと続けたら、自分の中から芝居が生まれていった」。

 「監督の手のひらで踊らされた」と言う永作に対し、井口奈己監督は「みんな一生懸命やってくれるので、ニコニコ、ニヤニヤ見ていただけです。カメラマンもニヤニヤして、ニヤニヤした現場でした」。

 ユリは、あっけらかんと自分に夫がいることを告げる。「もう会うまい」と苦しむみるめに、美術学校の友人えんちゃん(蒼井)は「会えばいいじゃん、バッカみたい!」と叫ぶ。みるめを見つめ、ぐっと涙をこらえるえんちゃんの気持ちに、みるめは気づかない。

 「あまい、あまーい作品です。でも生々しくて底力がある。みんな体当たりで表現しているからだと思う」と永作は話した。

 公開は来年1月19日。

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