誰にもこびない潔さ 京成パンダがグッズに2007年10月18日 1度見たら忘れられない――。京成電鉄のキャラクター「京成パンダ」をご存じだろうか。キャラクターらしからぬインパクトある容姿に魅せられた乗客やファンから要望が相次ぎ、ついにグッズ化された。(アサヒ・コム編集部)
ややうつろな細い目、決して笑わない口もと。スーパーマンのようなマントを羽織り、買い物をしたり、オシャレをしたりするのだが、表情は変わらず、何を考えているのか読み取りづらい。キャラクターにありがちな「無難なかわいさ」は皆無だ。 そんなキャラクターが「京成パンダ」。京成電鉄が今年2月、PASMOの使用開始に合わせて、クレジットカード事業を始める際に、カードの宣伝役として登場させたキャラクターだ。以下は同社広報担当者の話。 「カードの宣伝役としてキャラを作ることに決め、系列の広告代理店にアイデアを募りました。約100種類の案の中から選んだんです」 パンダを選んだのは、沿線にある上野動物園にちなんだ。これは不思議ではないが、この独特のキャラになったのはなぜなのだろう。 「社内でも当初は反対の声があり、いったんボツになりかけたのですが、やはり何ともいえないインパクトがあるということで、復活する形で、採用されたんです」 PASMOには、鉄道会社が発行するクレジットカードから自動的に入金する機能「オートチャージ」があり、京成だけでなく、鉄道大手各社が相次いで、カード発行事業に参入。各社それぞれ、キャラクターを作ったり女優を起用したりして宣伝している。確かに、その中でもインパクトは断トツだ。 「ゆるキャラ」(ゆるいキャラクター)「キモカワ」(キモいけどかわいい)などとして、女性誌などにも取り上げられ、同社のカード発行部署には「グッズはありますか?」という問い合わせが多数寄せられたという。 「宣伝のために作ったキャラですが、キャラそのものがこう注目されるというのは、正直言うと意外でした。要望が多いので、グッズの販売を決めたんです」 第一弾は、ケータイストラップ。9月29日から、京成線の主要駅売店で販売を始めた。同社が鉄道以外のグッズを作るのは初めて。3000個作ったうち、初日と翌日だけで300個以上が売れたという。 かくいう記者も、何度も見ているうちに、なんだか魅せられてしまった。キャラクターといえば、無難にかわいくて誰にでもこびるものが多い。そんな傾向とは一切無縁の潔さが、かえって人気を集めているのかもしれない。 PR情報コミミ口コミ
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