〈教えてランチ〉カレーの味の決め手は牛すじ東京・五反田 Hot Spoon 2007年10月25日 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
「山手線内でいろいろカレーを食べ歩いてきましたが、ここは中でもトップクラス。駅前の気取らない店構えで、気軽に入れるのもうれしい。牛すじカレーは特に絶品でした」(東京・カレー太郎さん) つやつやしたダークブラウンのカレーをたっぷり口に含むと、スパイスの上品な芳香に包まれる。一番人気の「牛すじ煮込み&ビーフカレー」(880円)。 ぷにゅっと弾力のある歯ごたえは、牛すじ。たちまちトロリとろける。うーん、コラーゲン。ほろほろの肉をかみしめれは、うまみじんわり。のどの奥をポッと熱くしてカレーが胃に納まっても、舌の上には、まろやかなうまみとコクが残る。 04年に店をオープンした飯嶋玄考店長は、「専門店より気軽な値段で、味は本格的なカレーを提供したい」と話す。店の売りとして牛すじに目をつけたのは、「安くておいしくボリューム感があるから」。湯通しして、アクと脂を取る。固くなったり臭みが出たりしないよう、「とにかく手間と時間を惜しまない」という。 牛肉と牛すじ、野菜をたっぷり使ったブイヨンは、最高6時間かけて半分の量に煮詰める。野菜とすじのおいしさが濃縮されただしに、甘みとコクを加えるのが、強火で2時間かけてアメ色にいためたタマネギ。21種のスパイスを使ったルーを合わせ、さらに煮込む。 欧州風のビーフに対し、よりスパイシーなインド風のチキンカレーもある。表面を焼いた骨付き鶏肉と香味野菜を3時間煮込んだ透明なブイヨンがベースだ。 「ほうれん草とチキンと卵のカレー」(880円)は、最近のヒット作。インド料理屋によくある緑のドロリとしたペースト状ではなく、サラサラしたすっきり系。ただし、香りと辛みは先鋭だ。のどの奥の火照りが違う。 「食べやすく、かつ、ほうれん草の味と香りを生かしたい」。試行錯誤の末、ほうれん草は湯がかず生のままピューレにし、バターでいためてカレーに加える製法に行き着いた。 「本格派でありつつ、凝りすぎず、とんがらず、たくさんの人に好かれる味を目指したい」 営業は夜11時まで。すぐそばは飲み屋ひしめく「有楽街」だ。シメにカレー、というのもオツでは?
【メニュー】牛すじ煮込みカレー、チキンカレー780円。トッピングは、半熟卵、モッツァレラチーズなど100円。生野菜サラダ、温野菜サラダ250円、コールスロー100円。テークアウト可。 あなたの口コミ募集中!
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