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マックの「レパード」は、ウィンドウズOSも使える

2007年10月25日

 アップルが26日に発売するパソコン基本OSソフト「マックOSX(テン)レパード」は、マック機1台でウィンドウズも使える。仕事ではウィンドウズを使っているが、マックにも興味がある、といったユーザーをぐっと引き付ける機能だ。OS争奪戦の歴史を変えるかもしれない。(アサヒ・コム編集部)

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ウインドウズOSをマック機にインストールできる「Boot Camp」

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マック機にウインドウズをインストールした直後は、ネットワーク、画面、音などのデバイスが正しく認識できない。ウインドウズ側でマックOSのDVDを入れるとこのような画面が表示され、指示に従えば問題を解決できる

 マイクロソフトの最新OSウィンドウズ「ビスタ」や、その前の「XP」のインストールを正式サポートするのは、「Boot Camp」。一度「ビスタ」などを入れておけば、マック機を立ち上げる際に「Option」キーを押せば、使うOSを選ぶことができる。

 だが、PC自作派の記者の経験からすると、ウィンドウズOSのインストールは、かなり困難だろうと予想した。まず、ハードディスクを二つに分けなくてはならない。この作業だけでも、パソコンの知識が少ないと手を出しづらかった。ところが、画面に表示されたハードディスクに見立てた箱の仕切りをマウスでつまみ、左右に動かすだけで作業は完了。容量も数字で表示され、仕切りの動きに応じて増減する。「こんなに簡単なんて…」。インストールに必要な特別のフロッピーディスクを作って作業してきた、あの苦労は一体なんだったのか…。

 分けたハードディスクの片方に「ビスタ」を入れてみることにする。数回クリックするだけで、ウィンドウズOSのDVDを本体に入れるよう指示が出た。再起動が行われ、ウィンドウズのインストーラーが動きだす。ハードディスクの初期化など指示通りに作業を進め、約40分で両刀使いのマックに変身した。

 再起動し、「ビスタ」を選ぶと、すんなり立ち上がった。だが、肝心のインターネットがつながらない。画面も正常に表示されず、音も鳴らない。なぜだ? おもむろに、マックOSのDVDを挿入すると、自動的にセットアッププログラムが起動し、指示に従って進めること約15分。各機器のドライバーが入り、再起動すると、インターネット接続をはじめ各種の機能が正常に動くようになった。反応は機敏で、動画もきわめてスムーズに見られる。それもそのはず、現在売られている中で上位ランクのインテルチップのパワーがそのまま引き出され、他のアプリケーションも入っていないからだ。

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 OSは入ったものの、ウィンドウズに慣れた記者が果たして使いこなせるのだろうか。

 まず、マック独特のキー操作は敷居が高い。キー操作を設定する項目で「ウィンドウズ風のキー操作」を選べば、これもかなり解消される。例えば、小さな「ぅ」を表示するのに、マックは通常「X」+「U」だが、「L」+「U」の操作で表示することができるようになった。

 マウスも、マックはボタンが一つで、ウィンドウズと決定的に違う。これもマウスの設定を変更すれば、ウィンドウズの右クリックに相当するボタン操作が可能になる。マウス右側に力を入れてボタンを押すと、プルダウンメニューが開いたりする。そもそも、ウィンドウズ用のマウスを接続して使うことだってできる。

 マイクロソフト製のワードやエクセル、パワーポイントをよく利用する人なら、マイクロソフトが発売しているマック用の「Office」(税込み49800円)を入れれば問題はない。来年1月には最新版の発売が予定されている。アップルからも「iWork’08」(税込み9800円)というソフトが発売されており、エクセルの複雑なマクロやレイアウトには完全には対応しきれない面もあるが、「Office」と一定の互換性がある。

 ウィンドウズの標準機能である、画面の状況をそのまま画像として保存する「Print Screen」ボタンは、資料作りに役立ち、よく使う機能だ。同じような機能はマックにもある。「Option」+「command」+「3」を押すと、シャッター音と共にデスクトップ全体の画像ファイルができあがった。ウィンドウズのように、改めて画像描画ソフトを立ち上げて、貼り付ける手間は不要だ。「3」キーの代わりに「4」キーを押すと、マウスカーソルが十字アイコンに変わり、保存する画面の範囲を指定できる。慣れれば、使い勝手がよさそうだ。

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