現在位置:asahi.com>コミミ口コミ> 記事

コミミ口コミエンタメ

假屋崎省吾の世界 初公開の和空間で

2007年10月28日

 「華道家 假屋崎省吾の世界」が27日、目黒雅叙園(東京・目黒)で始まった。今年で8回目を迎えた恒例の催し。通常は非公開の和風空間で、色鮮やかな「華の世界」が展開される。11月11日まで。(アサヒ・コム編集部)

写真

部屋いっぱいに広がる迫力

写真

絢爛豪華な部屋にも負けない

写真

来場者を迎えるように飾られた入り口付近の作品

写真

モデルの間から登場した假屋崎省吾さん

 今回のサブタイトルは「華のチカラ」。開催に先立つ26日にあったレセプションで假屋崎さんは、「花には”癒やし”以上の力がある。この花の力でたくさんの人たちを幸せにしていきたい」とあいさつ。タレントの神田うのさんが乾杯の音頭をとった。

 「花は心のビタミン」も假屋崎さんがよく口にするフレーズ。何かとせちがらい今の世の中では、心に染み入る花の美しさが欠かせないとの思いが強いという。

 そんな假屋崎さんのライフワークともいえるのが、この個展だ。会場となるのは目黒雅叙園に現存する国の有形文化財で、通称「百段階段」。普段は入れないが、昨年の個展には4万人以上が詰めかけたという。

 百段階段は江戸文化を引き継ぐ昭和初期の木造建造物。「漁樵(ぎょしょう)の間」「草丘の間」などがある。ケヤキの廊下や樹齢100年を超える床柱などとともに、天井や欄間には絢爛(けんらん)たる絵や装飾が残る。今回は初公開の部屋もある。

 色とりどりで数え切れない花々の作品群は、階段途中にある部屋や階段脇、踊り場、トイレなどに配置される。それぞれ趣の異なる部屋にあわせ、各部屋の生け方も全く違い、部屋ごとに新鮮な驚きがある。作品のスケールも大きく、立体的だ。部屋いっぱいに広がる花には圧倒される。

 假屋崎さんはテレビなどでユニークなキャラクターを売り物にしているが、クリントン元米大統領の来日時の歓迎レセプション・花総合プロデューサーや、天皇在位10周年記念式典の花コーディネーターを歴任。様々なアーティストとコラボレーションなどで華道家としても多忙を極めている。

 開催時間は午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)。入場料は1000円。

PR情報

このページのトップに戻る