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ワモンフグ、ツノダシ……熱帯域の魚が大漁だ!

2007年11月27日

 山口県下関市の水族館「海響館」に、熱帯域や南日本に生息する魚が相次いで持ち込まれている。県内で初めて捕獲された可能性がある種類もあり、稚魚の時期に暖流にのってやってきたと考えられるという。頻繁に持ち込まれる理由について同館は、漁業者が気軽に通報してくれるようになったことや、海水温の上昇が近海に姿を見せるようになった一因と見ている。

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モヨウフグ

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コンゴウフグ

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ツノダシ

 9月末、同市豊浦沖の響灘でワモンフグ(体長36センチ)が見つかったとの連絡が地元の漁師から入った。インド洋や西太平洋が主な分布域で、同館魚類展示課の土井啓行班長は「文献を正確に調べないとはっきりしたことは言えないが、県内で捕獲されたのはおそらく初めて」と話す。

 インド洋や太平洋域の熱帯・亜熱帯域に広く分布するツノダシ(同10センチ)も先月25日、同市安岡沖の響灘で網に掛かった。これまで、長門市の青海島付近でダイバーが見つけたという報告はあるが、同館に搬入されたのは初めてだ。

 今月に入り、コンゴウフグ(同15センチ)が北九州市の日本海側で、モヨウフグ(同10センチ)が下関市吉見沖で、ハタタテダイ(同8センチ)が同市豊浦沖でそれぞれ見つかり、海響館に運ばれた。これら3種は奄美諸島や沖縄付近でよく見られ、山口付近で捕らえられるケースは珍しいという。

 ワモンフグは死んでしまったが、ツノダシは先月下旬から館内で展示が始まった。コンゴウフグ、モヨウフグ、ハタタテダイは、館内の予備水槽で餌付けをするなど展示に向けた準備を進めている。

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