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青山でサウンドデモ、音楽に合わせ反戦

2007年11月30日

 デモといってもシュプレヒコールだけじゃない。12月1日、東京・青山の通りをDJの音楽に合わせて練り歩く反戦サウンドデモが行われる。戦争のほか、格差や貧困などがテーマ。飛び入りも自由だ。(アサヒ・コム編集部)

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昨年のサウンドデモの様子=東京都渋谷区で、mkimpo提供

 サウンドデモは、同日開催の「反戦と抵抗のフェスタ」というイベントの一部。フェスタは時事問題をめぐる報告会や討論会が中心で、自衛隊の海外派遣に反対する市民グループや、フリーターでつくる労働組合の有志らが実行委を組織し、2004年から毎年開いている。デモは昨年初めて実施し、約200人が参加した。

 今回は、日雇い派遣労働など「ワーキングプア」の問題も取り上げる。実行委は「貧困が戦争につながる危険について考えてほしい」と説明する。テーマを広げたことで、労働組合からも賛同の声が集まるなど、参加者の幅が広がったという。

 当日はまず、主会場となる東京・千駄ケ谷の千駄ケ谷区民会館で、「農と食」「死刑」「原発」など、今年1年で話題に上った出来事について、専門家らが報告する。

 その後、トラックにDJを乗せ音楽をかけながらのデモ。テクノを中心に幅広い曲を流すという。もちろん、昔ながらのシュプレヒコールも健在だ。「それぞれのやり方で、自由に訴えてほしい」と実行委。

 デモ終了後、再び千駄ケ谷区民会館で、日雇い派遣の現場が抱える問題点を派遣ユニオンの関根秀一郎書記長らが報告。さらに、戦争と貧困についての討論会を行う。

 司会を務める作家の雨宮処凛(あまみや・かりん)さんは「フリーター労組が結成されるなど、着実に前進している」と評価する一方、フリーターへの偏見は根強いと感じている。「正規雇用の道がないに等しい。このままでは、東京にスラム街ができ、社会が不安定になる」と懸念する。

 フェスタのブログには、今までデモとは縁のなかった若者からも、賛同のメッセージが届いている。実行委は「労働問題など切実なテーマに反応したのでは」とみている。

 当日のスケジュールは、報告会が午後1時から。サウンドデモは午後4時15分に千駄ケ谷区民会館を出発し、明治通りから青山通り、表参道、原宿駅を通り、同会館に戻る。討論会は午後7時から。問い合わせは070―5587―3802まで。

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