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〈教えてランチ〉隠れ家で味わう本場の海南鶏飯

東京・中目黒 ファイブスター・カフェ(五星鶏飯)

2007年12月06日

 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)

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海南鶏飯。3種類のソースで食べる

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マレー風ブラックカレー

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商店街から横道に入った並びにある

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店内は28席。奥の扉は町工場だった頃のなごり

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久保田さんの飼い犬・ワンくんのおしりにはお店のトレードマークでもある「星」が

 「シンガポール名物の海南鶏飯(海南チキンライス)が食べられる、都内でも貴重な店です。中目黒の路地裏にある、隠れ家的なたたずまいがかっこいいです」(東京都・ナカメ君)

 東京メトロ日比谷線・中目黒駅から商店街を進み、地図に従い横道に入る。「こんなところに?」。駅からは近い住宅街の一角に「Five Star Cafe」の白い看板が光る。

 オーナーシェフの久保田和亮さん(41)は、築45年の建物をひと目で気に入り、今年6月に店をオープン。元は町工場だったという。店内の壁には電気系統の跡や、使われていない大きな扉が残る。事務室だったのだろうか、仕切られた部屋はそのまま残し「個室」として使う。

 海南チキンライスは、シンガポールではポピュラーな料理。チキンスープで炊いたごはんを、ゆでた鶏肉にソースを付け一緒に食べる。もともと中国・海南島で食べられていたものが広まったという。

 真っ白な皿に、こんもりと盛られたタイ米のジャスミンライス。パラパラのひと粒ひと粒に味がついていて、おいしい。その横に、やわらかくゆでた鶏のモモ肉が食べやすい大きさに切られて並んでいる。

 ソースは、ジンジャー、チリ、ブラックソイの3種類。肉にそれぞれを少量つけて食べる。淡泊な鶏肉の味わいと相まって、いろいろな味が楽しめる。ブラックソイソースは、発祥地の海南島の店で学んだ久保田さんのオリジナルだという。

 ランチをもう一品。「マレー風ブラックカレー」だ。黒いカレーの中に、骨つきチキンが2本。小エビを発酵させた調味料・ベラチャンのほか「いろんなスパイスをよくいためて作る」とのこと。ココナツミルクのマイルドさでひとくち目は甘く感じても、すぐスパイシーな刺激が襲ってくる。これがライスと良く合う。

 久保田さんは料理歴20年。10年ほど前から六本木と渋谷にあるアジア・エスニック料理店のオーナーにも。シンガポールは6、7年前に友人の結婚式で訪れたのが最初だという。街や人、そして中華を中心としインドやマレー料理が影響し合ったシンガポール料理が好きになった。

 何度も「食べ歩き」に出かけ、現地の厨房(ちゅうぼう)に入らせてもらい料理を教えてもらったり、シンガポール人の友人に教わったりして、味を覚えて再現しているという。この9月にも社員とともに現地に「研修」に行った。

 フランス料理の評価は三つ星だが、中華は五つ星。店名の「五星鶏飯」は「最高のチキンライスを出す店」の意味でつけた。大通りに面していなくても、口コミなどで客足は上々。久保田さんが言った。「探してまで来てくれる『わざわざ感』を大事にしながら、ゆっくり育てていきたい」


【メニュー】「海南チキンライス」「マレー風ブラックカレー」ともレギュラー880円、ラージ1180円。「ポリッジ」というシンガポールスタイルの中華がゆは580円。いずれも鶏スープが付く。サイドメニューには「青いパパイヤのサラダ」や「五星杏仁豆腐」など。夜はカジュアルなアラカルトが中心。
【お店情報】東京都目黒区上目黒3の12の4 電話03・3760・7028 営業時間午前11時半〜午後3時、午後5時〜午後11時(ラストオーダー午後10時半) 日曜定休
ランチタイムにあたる開店から午後1時まで禁煙

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