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パンダはどんな格好で眠るの?

2007年12月17日

 「徹子の部屋」がきっかけで異色のパンダ本が生まれた。「パンダ通」(朝日新書)。意外な事実と、珍しい写真が満載だ。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら

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どんな格好でもパンダは眠れる (c) Mitsuaki Iwago もっと写真を見る〈写真特集〉はこちら

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黒柳さんのお気に入りの子 (c) Mitsuaki Iwago

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写真を撮った動物写真家の岩合光昭さん

 (1)パンダはどんな格好で眠るの?(答え:どんな格好でも眠れる)

 (2)子どものパンダは何とほえる?(答え:犬のようにワン。歌うときはウィー)

 (3)パンダが初めて中国外に生きたまま輸送されたのはいつ?(答え:1936年。米国の女性探検家が連れて帰った)

 愛らしい容姿のパンダは、多くの関連本や写真集が出ているが、その中でも、「パンダ通」(朝日新書)は異彩を放つ。女優・黒柳徹子さんのエッセーと、動物写真家の岩合光昭さんの写真、そしてその2人の対談が収録されている。

 ユニークなのは、話題の「濃さ」。黒柳さんといえば、女優や社会活動家として知られるが、実はパンダの長年の専門家だ。戦前、渡米した父からのおみやげで、パンダの存在を知って以来、長年あこがれ続けた筋金入りでもある。

 国内ではパンダの知名度も情報もない時代、洋書店で海外の写真集をめくり続けた。1972年に日本で初めて、上野動物園にパンダが来た日には、ドラマのリハーサルを抜け出して、動物園の入り口でパンダを載せたコンテナが着くのをひたすら待っていたという。そんな黒柳さんの語る様々なエピソードが面白い。

 一方の岩合さんは、長いキャリアの中で、2003年に野生のパンダの撮影に成功した。野生のパンダの写真は、これまで撮影例が知られておらず、世界初と言われている。本書には、赤ちゃんを抱える野生の親パンダや、10頭の赤ちゃんが飼育センター室内で、大きなタオルケットの上にペタッと並んで寝ている様子など、あまり見られないカットが満載だ。

 この本が出たきっかけは、テレビ番組「徹子の部屋」での収録だという。岩合さんは今年4月、前著「ネコを撮る」の好評を受け出演したが、黒柳さんは、同志の登場を待っていたかのように、パンダトークを全開に。ただ、ネコが話題だった以上、パンダの話ばかりでは番組が成り立たない。そこで、書籍上でもう一度対談を、という運びになった。

 本のタイトル「パンダ通」は、岩合さんの提案で、パンダに通ずる「通」と、2人の「ツー」をかけたのだという。

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