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「マル金、マルビ」 元祖ヘタウマ画家回顧展

2007年12月18日

 今年2月に亡くなったイラストレーター、渡辺和博さんの回顧展が開かれている。初代流行語大賞「マル金、マルビ」で鋭い観察眼を見せた元祖「ヘタウマ」画家。雑誌挿絵や漫画原画など、約400点を集めた。(アサヒ・コム編集部)

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「渡辺和博展」の出品作品=リトルモア地下提供(以下の作品も)

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「渡辺和博展」の展示会場

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出品作品から

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出品作品から

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出品作品から

 リトルモア地下(東京都渋谷区)で12月25日まで開催中の「渡辺和博展 ホーケー文明のあけぼの」。雑誌に掲載されたイラストや、パステル画、100号の絵などが展示されている。

 渡辺さんは、漫画誌「ガロ」の編集者を経て、イラストレーターに。1984年の「金魂巻」は、職業を金持ちと貧乏人に分け80年代の世相を切り取りベストセラーになった。作品の中で用いた「マル金、マルビ」は、第1回の流行語大賞に選ばれた。

 子どもの絵のようなイラストに、時代を風刺する言葉。企画した増井めぐみさんは「正面から真っ当なことを言うより、何倍も共感できる」と説明する。作品数が多いのも特徴。「仕事というより、描くことが単純に好きで、描きたいものを描いていた人」と増井さん。会場では、雑誌に載ったイラストを、壁一面、所狭しと並べた。

 生前、本格的な個展を開いたことはなく、今回が初めての展覧会になる。12月23日と24日には、漫画家の内田春菊さんや、イラストレーターの南伸坊さんら、ゆかりの人を呼んだトークショーも予定されている。

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