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「ルイスと未来泥棒」、ライティングに日本人女性の工夫

2007年12月22日

 ウォルト・ディズニーの新作アニメーション映画、「ルイスと未来泥棒」が22日から全国公開された。ディズニーでは初の「未来」を舞台とした作品。立体感を演出する映像表現などに日本人女性の工夫が生きている。(アサヒ・コム編集部)

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ルイス(左)とウィルバー(c)Disney Enterprises, Inc.

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「ルイスと未来泥棒」(c)Disney Enterprises, Inc.

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ライティングを担当した奥村ゆうこさん

 映画の主人公は、発明家を夢見る少年ルイス。幼い頃に母と別れ、家族の記憶がない。ある日、彼は失った記憶を呼び戻す「メモリー・スキャナー」を発明するが、そのマシンを未来泥棒に盗まれる。

 その後は、タイムマシンに乗って現れた不思議な少年ウィルバーと未来へ。あこがれの世界を守ろうとする2人と未来泥棒らが織りなす冒険物語が繰り広げられる――。

 こうしたストーリー展開で効果を発揮したのが、現在と未来の世界の見え方に明確な変化をつけたこと。ライティング/コンポジッティング・アーティストという立場で、その仕事を担当した奥村ゆうこさんが言う。

 「現在・過去は色味を少なめに、モヤや汚れた感じも意識してつくった。未来は雲一つない青空、というイメージ。ライティングする際も人物の影に気を遣い、色味も多くきれいに見えることを意識した」

 奥村さんの仕事は、コンピューター上でCGの技術を駆使して人物や背景などに光をあて、立体的な美しさを際だたせること。映画づくりの中では最後の仕上げの工程にあたるという。

 新作でのお気に入りのキャラクターは、「とぼけた感じがチャーミングな恐竜のタイニー。ライティングする上で面白かったのはカール。何でも映り込むので存在感があり、やりがいがあった」という。

 奥村さんはこれまで、「シュレック2」「ポーラー・エクスプレス」「チキンリトル」の制作に携わった。作品にもよるがチームは全体で約500人。そのうちライティング関係は35〜70人だという。

 ディズニーでの仕事については、「スケジュール管理は厳しいが、年齢も人種も関係なくみんなで助け合い、和気あいあいと取り組める」と話した。

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