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パナソニックとソニー 動画撮影・編集の比較(3)

2007年12月22日

 4メーカーの最新デジタルビデオカメラを使って、その性能や操作性を比較してみました。今回は、驚きの小ささの「パナソニック HDC−SD7」と高級感あふれる全自動機の「ソニー ハンディカム HDR−CX7」を紹介します。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら

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パナソニック HDC−SD7

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HDC−SD7の操作部。親指がかかる部分に集中し、使いやすい

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HDC−SD7で撮影した動画を本体でキャプチャー

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ソニー ハンディカム HDR−CX7

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手のひらにすっぽりとフィットして持ちやすいHDR−CX7

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HDR−CX7で撮影した動画を本体でキャプチャー

 【パナソニック HDC−SD7】

 重さは350グラムで、「世界最小、最軽量」とうたう。男性用の二つ折り財布よりも小さく、手のひらに収まる縦型カメラです。この大きさでハイビジョンの撮影ができるのは、率直に驚きです。メモリーカードは一般的なSDHCカードで、4GBのものを使うと最高画質で約40分、長時間モードで約90分の撮影ができます。

 操作ボタンは大きく、構えたときにすべて親指の位置にくるようなっています。各種設定は、十字キーでメニューを呼び出して操作をします。家電メーカーらしい分かりやすさで、十字キーの反応もとてもよいため、ストレスなく操作できました。これなら機械に不慣れな人でも使いやすいと思います。

 液晶画面は屋外だとやや見にくいことがありました。画質はフルハイビジョンのわりには精細感があまりないですが、トータルで不満はないでしょう。とにかく小さいので、ポケットからさっと取り出して、撮ったらまたしまう、という使い方ができるのがうれしい。兄弟機に通常の横型のHDC−SD5があります。

 【ソニー ハンディカム HDR−CX7】

 持った瞬間にわかる、手のひらにフィットするデザインが秀逸です。このデザインのおかげで、安定してカメラを構えることができます。ボディーはメタリックな黒でまとめられ、高級感もあります。

 自分で調整できる項目は少なく、基本的にカメラ任せの全自動で撮影するタイプ。でも、全自動だからといってあまり問題に感じることはありません。メモリーカード式ですが、起動にやや時間がかかるなあと感じました(数秒のことですが)。ちなみにメモリーカードは付属していないので、別途購入する必要があります。

 他機種とは違い、メニューは液晶画面を直接触るタッチパネル方式。慣れれば、直感的でわかりやすいかもしれません。メディアはメモリースティックPROデュオ。4GBの場合、最高画質で約30分、長時間モードでは約1時間25分の撮影ができます。付属のバッテリーの実撮影時間は約45分。

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<保存方法がポイント>

 撮ったものを自宅で観賞する場合、ビデオカメラを直接テレビにつないで見ることが多いと思います。これらの機種はD端子、または最新のHDMIという端子でないと、ハイビジョン画質で見ることができないのでご注意を(黄色のビデオケーブルやS端子でも、とりあえず見ることはできますが)。

 テープの時代には、撮りためたものはとりあえず積んでおけばよかったのですが、HDDやメモリーカードの場合はそうはいきません。「撮って、見て、消す」という人以外は、他のメディアにダビングして保存することを考える必要があります。各社は保存方法をいろいろと提案しており、そこにメーカーごとの思惑の違いが大きく出ているなと感じます。

 大きく分けて、三つの保存方法が考えられます。DVDに保存▽次世代ディスクに保存▽パソコンに保存する、です。

 専用のDVDライター(書き込み機)を使って、DVDに記録することができます。各社とも、セットとなるDVDライターを発売しており(キヤノンは08年3月発売予定)、USBケーブルでカメラとライターを接続し、簡単にダビングすることができます。

 注意が必要なのは、ハイビジョンの画質で保存したDVDは特殊な形式のため、従来のDVDプレーヤーやレコーダーでは再生できない、という点です。ビクターのDVDライター「CU−VD40」は再生機能も備えているので大丈夫ですが、パナソニックとソニーにはありません。ただし、パナソニックはビデオカメラ本体を経由すれば見ることができます。両社の保存したディスクは、「AVCHD」という規格に対応したDVDレコーダーなどの機器でないと再生ができないのです。ちなみに、ソニーの家庭用ゲーム機、プレイステーション3はAVCHD対応で、自宅のPS3で確認したところ、きちんと再生することができました。

 ソニーとパナソニックのBD(ブルーレイ・ディスク)レコーダーを使えば、レコーダー内蔵のHDDなり、BDなりにダビングすることができます。両社は次世代ディスクBDの旗振り役だけに、「ハイビジョンビデオの保存はBDで」という思惑があるのかもしれないなあと感じました。

 最後にパソコンへの保存ですが、データのコピー自体は難しくありません。どの機種も専用のソフトが付属しており、指示どおりに操作すればパソコンに動画をバックアップすることができ、DVDに焼くこともできます。ファイルの再生自体は最新のパソコンでなくてもそれほどストレスなくできますが、動画を編集しようとすると、なかなかハードルが高いようです。そのあたりは次回に。

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